洗濯「入浴剤」のお湯でも使える場合がある…「なるほど」「もったいないと思ってた」
Amazon風呂の残り湯で洗濯を行うのは、「もったいない」精神における基本的なテクニック。日々実践している家庭も少なくないだろう。
しかし、湯船に入浴剤を投入する家庭では話が別。普通に洗濯するだけでも「他の服の色が移ってしまう」リスクがあるのだから、入浴剤の場合は色だけでなく「匂い」が移ってしまう気もする。
実際のところはどうなのか、アース製薬に聞いてみた。
入浴剤を使用した残り湯による洗濯事情について、アース製薬担当者は「洗剤や服の素材との相性によって異なります」と回答する。
続けて「入浴剤は有効成分による効能効果の他に、香りやお湯色などでひと時のバスタイムを楽しませてくれます。しかし、このお湯色の残り湯を洗濯に使用するために、衣類への着色が問題になることがあります」と、詳細について説明してくれた。
担当者は「入浴剤と洗剤との相性によっても使えない場合がありますので、洗濯に使って良いかどうかなどについては必ず、パッケージに記載された使用方法や使用上の注意を守って、正しくご使用ください」と、注意を喚起している。
さらに、アース製薬担当者は使用上の注意を確認して頂き、残り湯を使うのが問題ない場合でも、すすぎは清水を使用してください」と呼びかける。
こちらの理由については「先ほどご説明しました通り、お湯色のついた入浴剤の残り湯で洗濯すると、入浴剤の色素が服についてしまう可能性があります。つけ置きや柔軟剤との併用、おろしたての衣類、ウールや絹など、おしゃれ着衣類で『中性』の絵表示のあるもの、色落ちの恐れがあるものは、使用は避けてください」との説明が。
繰り返しになるが、残り湯を洗濯に使用しても問題ないか、パッケージに記載された使用方法や使用上の注意を必ず確認し、正しい使用方法を守るのが重要である。
編集者:いまトピ編集部