2024/10/4 12:58

業務スーパー、〇〇が多すぎる…「有り得ないものが有り得ない値段で」

業務スーパー

格安の価格で美味しい“神お菓子”だと人気だった業務スーパーの「ココナッツブラウニー」。

一部商品にカビの発生が確認されたとして先月27日、自主回収が発表された。
しかし、先月12日には「イタリアンビスケット(ヘーゼルナッツ&ココア)」の一部商品において金属異物の混入が認められ自主回収をすると発表されたばかりだった。

今回自主回収が発表されたのは、1箱(5個入)で213円(税込)の「ココナッツブラウニー」で、賞味期限が2024年12月19日、25年3月5日のもの。
すでに全国の店舗に7万3111箱が出荷されており、店舗から消費者への販売数量は不明。

運営元の神戸物産は購入者に対し、店舗での回収、もしくは同社お客様相談室への送付を呼びかけている(返品した人には商品代金相当分のQUOカードを送付)。

「ココナッツブラウニー」を食べた人の間で健康被害が出ているという情報は現時点ではない。

業務スーパーでは以前から自主回収の多さが指摘されてきた。

昨年10月から今年9月までの1年間だけでも、今回の件を含めて計22件の自主回収が行われている。
また、昨年の1年間では計29件の自主回収が発生。

そのため、今回の発表を受けてSNS上では、

<業スーの商品ってよくリコールしてるイメージ>

<さすがにこうも続くと業スの商品ヤバいのかなって思っちゃう>

<安かろう悪かろう>

<定期的にやらかす業スー>

<業務スーパーってこういうニュース多い>

<有り得ないものが有り得ない値段で売られている>

<近所にあってたまーに行くけど有名商品のパッケージ丸パクリ商品とか、中国産野菜の大パックとか、ちょっと日本の常識から外れてる>

といった声が相次いでいる。

小売チェーン関係者は語る。

「業務スーパーは毎月、新規店舗を複数出店するなど積極的な拡大を続ける一方、食品の品質問題による自主回収の頻度が減っておらず、毎回短いリリースで商品を会社に送付してくださいと呼び掛けるのみ」

「このままだと将来、小林製薬のような大きな社会的問題を起こしかねないという懸念を感じます。全国に1000店以上を展開する大手チェーンにしては自主回収の頻度が多すぎるし、その姿勢にも疑問を感じます」

「輸入商社が介在することで、商社でも仕入先の選別や品質チェック・管理が行われるが、商社が介さないことで、これらについて全責任を業務スーパーが負うことになる。コストダウンの面ではメリットが生じる一方、業務スーパーがそのあたりをどこまで徹底しているのかが気になる」

「業務スーパーは安さを売りにする小売チェーンですが、食品の取り扱いにおいて品質の安全性確保は最優先すべきであり、多少のコストがかかっても取り組むべき事柄です。今の消費者は『安さ+安心・安全』を求めており、『安さ』だけでは消費者の信頼・支持を得続けることはできません」

以上、詳細はBusiness Journalをご覧ください。

業務スーパー、食品にカビ混入…積極出店の一方で「自主回収が多発」の危うさ | ビジネスジャーナル業務スーパー、食品にカビ混入…積極出店の一方で「自主回収が多発」の危うさ | ビジネスジャーナル

編集者:いまトピ編集部