「兄弟ゲンカが多い家」の共通点は「親が〇〇な家」→え、ダメなの?
尽きない子育ての悩み。
今月18日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)にて、現役保育士で育児アドバイザーのてぃ先生が紹介した「兄弟ゲンカの対処法」が注目を集めました。
「いつも上の子を叱ってしまって…。でもそうしないと終わらない」
「上手なケンカの終わらせ方や、その後のフォローについて知りたい」
と、同番組の取材に応じた人々からも、子供たちのケンカに関する悩みが多く挙がります。
この問題にてぃ先生は、
「子供が自分たちで解決する能力をつけるために、ケガなどの危険がなければ、まず30秒見守る」
「ケンカが多いご家庭に共通していることって、親御さんが優しかったりとか、気遣いができて、ケンカを止めてあげようとするんですよね」
「そうすると、お子さんたちってケンカが起こると常に親御さんが介入してくれるのが前提になってしまうんです。よくあるのが、ちょっと肘が当たったぐらいで『痛い!』とかって、ママに言いつけに来たりとか。これは、親が介入してくれる前提っていう考えがあるから」
子供同士のケンカは、何も親だけではなく保育園の先生たちも悩む問題。
「見守る時間を設けることで、子供たちが『あれ、今日先生介入してくれない』と、大人の様子をうかがうんです」
「『今日は先生入ってくれないんだ』ってなると、自分たちで解決しようとしたり、自分たちで解決するのが前提になると、別に肘が当たったぐらいいいや!って思えるようになったりとか。(親や先生たちが)優しいからこそケンカが起きやすいのが前提にあるので、見守るというのはお勧めしたい」
なお、大人が介入せざるを得ない場合は、
「理想論になってしまうんですが、お互いの主張を聞くことが大事」
「どうしても上の子に我慢してもらうことが増えちゃうじゃないですか、そうすると『自分なんて』ってどんどん卑屈になっちゃう。より下の子に冷たくなっちゃう」
「順番としてはまず上の子の話をよく聞いてあげて」
とアドバイス。
これには、子育て中の共演者たちからも納得する声が上がり、司会の設楽統さんも感心していました。
以上Sirabeeからお届けしました。
編集者:いまトピ編集部