約6割もの人が不快に思う「スマホ」のマナー違反…「年齢を重ねるほど」
日常生活において、スマホは欠かせない存在となっている。しかしスマホを使いながらの会話は、相手によって不快感を与えるので注意が必要のようです。
■約6割「スマホを見ながら話す人は…」
全国の10代~60代の男女625名を対象に「スマホの利用」に関する意識調査を実施したところ、全体で59.7%の人が「スマホを見ながら話す人を不快に思った経験がある」と回答。
スマホの使い方によっては、相手を不快にさせることがあるので注意が必要になるだろう。
■若い世代は寛容
性年代別で見ると、男女ともに10〜20代は半数を切る少ない割合になっている。
しかし60代では男女ともに7割前後と高い割合になっており、年齢を重ねるほどにスマホに対するマナーが厳しくなるのかもしれない。
■友達が話を聞かずにスマホ
会話の途中にずっとスマホを触っていた友人を不快に思った40代女性は、「ある日、友人とランチを楽しむためにカフェに出かけたときのことです。久しぶりに会う友人に、仕事での悩みや最近の出来事についてじっくり聞いてもらいたいと思っていました。しかし会話が始まってすぐに、友人が頻繁にスマホを確認し始めたんです」と当時を振り返る。
友人の行動が気に入らなかったようで、「最初は軽く流していましたが、次第にスマホを操作する頻度が増していきました。話している最中にも、友人の視線は画面に向かっていました。そんな友人の行動に気持ちが萎えてしまい、大切な話をする気力もなくなってしまったんです」と複雑な気持ちを述べた。
■スマホを見ても構わない
一方で、スマホを見ながら話すことに対して否定しない30代男性は、「スマホでまったく関係のないことをしていると、たしかに少し寂しい気持ちになるでしょう。ただ今はスマホが生活の一部になっているので、友達がスマホを使うのも仕方ないことだと受け入れています」と話した。
どうしてもスマホを見る場面もあると考えているようで、「話している最中に大事なメッセージが届いたり、家族から急用の連絡が入ったりした場合、どうしても確認しなければならないでしょう。そういうときに無理にスマホを見ないようにするのではなく、適切なタイミングでうまく見ることが大事だと思っています」と続けた。
しらべぇが伝えています。
編集者:いまトピ編集部