コンビニ店員が「大迷惑してる」あの行為・・・約1割が「つい…」
雨の日には必ず必要になる傘。急な雨に遭い、急いでビニール傘を購入したという経験がある人も多いはず。その一方で、不用になって扱いに困ったという人も多いようだ。
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女621名を対象に、傘にまつわる意識調査をしたところ、全体の8.7%の人が「要らなくなった傘をコンビニなどに置いていったことがある」と回答した。
傘を廃棄する際、その捨て方は地域によってかなり違う。ゴミ清掃員としても勤務するお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一は自身の公式Xで、「横浜市、相模原市などは傘布を取って骨は小型金属資源、布は可燃ごみ。23区はそのまま不燃ごみ、しかし豊島区、文京区は10本以上は粗大ごみ申し込みが必要。大阪市は普通ごみで袋の中に入れて出してください」と説明。
ユーザーからも、「神奈川県大和市は有料ごみ袋を巻きつけます」「東久留米市では傘は燃やせないごみで、傘も長さの3分の1くらいが指定有料ゴミ袋(不燃)に入っていれば回収されます」「京都府宇治市はそのまま、燃えないゴミですね」「札幌市です。有料で燃やせないごみに出せます」といった情報や、「地域によって全然違うというのはなんとかならないものなんですかね…」との意見も寄せられ。複雑なルールに滝沢も驚いていた。
また、滝沢はコンビニに傘が捨てられていることが多く、店のスタッフが分別に追われるうえに、コンビニのゴミは「事業系一般廃棄物」になり、家庭ゴミと区分されるため、多額の処分費用がかかるなど店側が大きな迷惑を被っていることを報告。
「お客さん達が傘をわざと置いていくので困ると言ってました」「業務用のごみになるので、捨てるのにお金が掛かって仕方がないから、小さくしてなるべくお金が掛からないようにしていると言ってました。自分の傘はちゃんと自分の家で捨てましょう!」と呼びかけていた。
家庭ゴミの持ち込みが問題となり、コンビニによってはゴミ箱を撤去する店舗もある。
また、コンビニに設置されているゴミ箱に家庭ゴミを廃棄することは「不法投棄」にあたり、廃棄物処理法違反で罰則が科される可能性も。実際、コンビニに家庭ゴミを廃棄した人物が建造物侵入と廃棄物処理法違反の疑いで逮捕されたというケースもある。
傘の分別には複雑なルールがあり、分かりにくい部分もあるとはいえ、やはり自分の物は最後までしっかりと責任をもって処分するようにしたいものだ。
以上、sirabeeから紹介しました。
編集者:いまトピ編集部