2024/11/30 14:17
8割以上が知らない「憤る(いきどおる)」以外の読み方
普段使う言葉に異なる読みかたが存在する場合があります。
「憤る」という言葉もそのひとつです。
「いきどおる」と読む人が大半だと思いますが、それ以外の読みかたを答えられますか?
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女621名を対象に「憤る」の「いきどおる」以外の読みかたについて調査を行ったところ、全体で85.8%が「分からない」と回答。
なんと、ほとんどの人が「いきどおる」以外の読みかたを知らないことが判明。
「憤る」の「いきどおる」以外の読みかたは…
「むずかる」!
「憤る(むずかる)」の意味について、デジタル大辞泉(小学館)では、以下のように記載されています。
①子供の機嫌が悪く、泣いたりすねたりする。
例:赤ん坊が憤る
②機嫌が悪くなる。ぶつぶつ小言をいう。
例:心知れる人々は、あな憎、例の御癖ぞ、と見たてまつり憤るめり〈源・明石〉
あまり耳慣れない言葉ですが、おもに乳幼児が不機嫌になるという意味を持ちます。また「憤る(むずかる)」は、「難しい(むずかしい・むつかしい)と同語源。
類義語は「ぐずる」で、こちらの意味については「機嫌が悪くて泣いたりすねたりする」「素直に納得せず、無理を言って困らせる。ごねる」と記載されています。
「憤る(むずかる)」と「憤る(いきどおる)」。
字は全く同じでも、読み方が変わると意味が異なります。
知らなかった人は、ぜひこの機会に覚えておきましょう!
以上、Sirabeeからお届けしました。
編集者:いまトピ編集部