エアコンの電気代「暖房は冷房と違って…」
夏と冬は光熱費が跳ね上がる時期。
特に冬は、数種類の暖房器具を組み合わせて使うケースが多いことなどから、夏より光熱費がかさみがち。
今回は、暖房費を節約するポイントをいくつかご紹介。
◾️窓まわりの工夫
窓を閉めていても、空気は隙間などから出入りします。部屋の暖かい空気は窓ガラスを通して逃げ、外の冷たい空気が入ってきてしまいます。これを防ぐことが暖房効率をあげる第一歩です。
現在、レースのカーテンのみにしていたり、薄手カーテンをかけているお宅は、すぐに厚手のカーテンに掛け替えることをおすすめします。
遮光性能2級以上のものならば、なおいいでしょう。
昼間はカーテンを開け、太陽の光をできるだけ入れて部屋を暖め、夕方暗くなったらカーテンを閉めて熱を逃さないようにします。
冬は「コールドドラフト現象」と言って、室内の空気が窓面に当たって冷やされて下降し、室内に冷気が拡散します。
ファンヒーターなどを置くときは、カーテンが燃えない程度の窓際に置きましょう。
◾️加湿で体感温度アップ+風邪予防
加湿をしながら暖房をすると体感温度が高くなるため、低い設定温度でも快適に過ごせます。
般的に湿度を40%以上にすると、ウィルスの死滅率が上がるともいわれています。
加湿は風邪予防にもつながるというわけです。
◾️その服装は電気のムダ使い?
さらに暖房効率を上げるためには、自分自身を暖めることも大切。
上着を1枚羽織ったり、靴下などを履いたりするだけで体感温度が上がります。
◾️使う暖房器具
よく「エアコンとストーブどちらがいい?」という質問をいただくのですが、エリアによって異なります。
雪の多い寒冷地はエアコンだけでは弱いので、直接暖房といわれるストーブやファンヒーターなどが必要となります。
ファンヒーターとこたつを併用する場合は、「こたつホース」などと呼ばれている専用のホースを使うのがおすすめ。
ファンヒーターの吹き出し口にホースの口を近づけ、ファンヒーターの熱風をコタツに導入すればそれだけで温まり、こたつの電気代は0円という節約グッズ!
一方、日中は比較的暖かく雪も少ない地域であれば、エアコンだけ、こたつだけでも大丈夫なケースが少なくありません。
◾️暖房のつけっぱなしは、アリ?ナシ?
近所のスーパーに買い物など、暖房を消したほうがいいのか、つけっぱなしのほうが暖房費の節約になるのか、悩むところですよね。
冷房の場合、エアコンは起動する際に最も電力がかかるので、20分〜30分程度の短時間の外出であればつけたままカーテンを閉めて出たほうが節電になります。
でも暖房は冷房よりもエネルギーがかかるので、エアコンのつけっぱなしはNG!
30分までの外出ならつけたまま、それ以上の外出なら早めに消した方が節約になります。
いかがでしょうか。
サンキュ!では、その他にも暖房効率を上げる「正しい電気代節約術」を紹介しています。
是非ご覧ください。
編集者:いまトピ編集部