エアコン「素早く冷えて節電テク」3割しかやっていない

連日のように猛烈な暑さが続くなか、帰宅してエアコンをつけても、部屋がなかなか涼しくならない…という経験をした人も多いはず。
Sirabeeが、エアコンのスイッチを入れる前にやっておくと良い「あるテクニック」を紹介している。
外出から帰宅し、熱のこもった部屋に入ると、すぐにエアコンのスイッチを入れたくなるが、じつはこれは「NG行動」。
熱気がこもっていると、エアコンは設定温度まで室温を下げるために強風運転になり、電気代もかさんでしまう。
そこで、いきなりエアコンをつけずに、一度窓を開けて換気し、熱気を外へと逃がす。こうすることで室温とエアコンの設定温度の差が小さくなり、最初の強風運転が減ることで節電にもつながる。
エアコン大手のダイキンも、公式サイトで「帰宅後の冷房は、エアコンをつける前に窓開け換気を行い室内にこもった熱を外に出しておくと、冷房効果が高まります」と説明。
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女653名を対象に「夏場、外から帰ってきたときなどエアコンをつける前に換気していますか?」との質問で調査を実施したところ、「換気してからつける」と答えた人は27.9%。
なお、ダイキンは効率的な換気方法以下のように解説。
・窓を1ヶ所だけでなく、2ヶ所開ける
・2つの窓が対角線上にあると、より効率がよくなる
・空気が入る側の窓は小さめに、空気が出る側の窓は大きめに開ける
・窓が1つしかない部屋は、扇風機などを窓の外に向けて部屋の空気を逃がす
・窓がない部屋は、ドアを開けて扇風機などを置いて部屋の外へ空気を逃がす
事前の換気はなかなか気づきにくいポイントだが、の夏ぜひ実践してみてはいかがだろうか。
編集者:いまトピ編集部