2024/12/12 14:46

たまご「〇〇が生えているので食べないで」卵の情報に「知らないと危険」

卵

卵を割った時、殻の内側に黒い斑点があったのなら、その卵は廃棄したほうがよいかもしれません。

表面に問題がなくても、思わぬトラブルが起きている可能性があるためです。農林水産省の注意喚起を参考にしてみましょう。



農林水産省の公式サイトによると、卵の殻の内側に黒い斑点があった場合について、次のように回答していました。

黒い斑点は、カビが生えた状態です。

表面はきれいな卵でも、内側に黒い斑点が発生することもありますが、

食用には不向きなので廃棄してください。

農林水産省 ーより引用
日本の食卓を守る農林水産省にここまでしっかり断言されると、納得せざるを得ません。また、黒い斑点の正体がカビなのにも驚きです。

『割った殻の内側』に黒い斑点があった場合はあまり軽く考えず、「農林水産省がいっていたカビかも」と用心して廃棄するようにしましょう。

「見た目はきれいな卵だったのに、どうして内側にカビなんて…」と思うかもしれません。

卵の殻の内側にカビが生える原因は、卵の保存環境に問題があったケースが多いと考えられます。

例えば、卵の殻に小さなヒビが入っていた場合、そこからカビの胞子が侵入してしまうようです。

卵の殻は見えないほど小さなヒビが入るのも珍しくないため、購入後の保存には気を配るとよいでしょう。冷蔵庫か、10℃以下に保てる環境での保存をおすすめします。

卵の殻の内側にカビが生えていても、気付かずに調理してしまったり、もったいなくて捨てられなかったりするかもしれませんが、内側にカビが生えている卵は食べないようにしましょう。

卵に繁殖するカビの中には、『マイコトキシン』と呼ばれる有害な毒素を発生する種類があり、健康被害に影響します。

健康な人でも心配ですが、免疫力が低下している人や高齢の人、妊婦中の人などは特に悪影響の出る可能性が否定できません。

卵は滋養の付く食べ物として有名なので、体調が優れない時に食べる機会も多いのではないでしょうか。滋養目的で食べたのに、カビで体調を崩してしまっては元も子もありません。

割った卵は殻の内側もよく確認して、カビを発見したり迷ったりした時には廃棄するようにしましょう。

賞味期限を守り、10℃以下での適切な保存を心がけていれば、黒カビの発生を防ぎやすくなります。また、ヒビが入らないようにするのも有効です。

心配なく卵を食べるためにも、殻を割ったら一度確認するよう心がけてみてください。

詳細はgrapeをご覧ください。

農水省「カビが生えているので食べないで」 卵の情報に「知らないと危険」  –  grape [グレイプ]農水省「カビが生えているので食べないで」 卵の情報に「知らないと危険」 – grape [グレイプ]

編集者:いまトピ編集部