2024/12/27 19:57

崎陽軒シウマイ弁当「こんなに高かったっけ…」値上げで広がった困惑・・・

崎陽軒Amazon

12月25日、崎陽軒は来年2月より製品の価格改定を行うと発表した。これにより、駅弁としても人気の「シウマイ弁当」は初めて1000円の大台を突破することとなり、ネット上では落胆の声も多く見られる。

「今回値上げされるのは、崎陽軒の全159品のうち113品。看板商品であるシウマイ弁当は3年連続の値上げとなり、950円から1070円に引き上げられることになります。同社は価格維持のための経営努力を続けてきたそうですが、『経費の高騰への対応、ならびに製品の安定供給が難しいと判断』と説明している。なお、同商品は2014年には770円で販売されていましたから、この10年で300円値上がりしたことになります」(フードライター)

 これにネット上では、《シウマイ弁当は新幹線乗る時の一番の楽しみだったけど、さすがに「今後も買い続けます!」とは言えない価格になった》《1000円超えとなってくると、旅のお供にコンビニ弁当を検討してしまうなぁ…》といったガッカリの声が出ているのだが、加えて《駅弁って1000円以上が当たり前なの何でなん?高くない?》《駅弁は高価格帯になりすぎていて、どんどん手を出しにくくなっている》など駅弁の高額化を嘆く声も多く見られる。

「日本鉄道構内営業中央会が運営する『駅弁のホームページ』のデータでは、掲載されている全468商品のうち半数以上となる258商品が1000円超えとなっていますから、コンビニやスーパーなどの弁当と比べて高いと感じるのは当然でしょう。しかし、駅弁を製造する多くは中小、零細企業で、地元の食材を使い大量生産ができないところがほとんど。しかも、常温保存となるため売れ残りによる廃棄率も高く、基本的には値下げ販売も出来ないことから、どうしても価格は高くなりがちなのです。デパ地下の駅弁大会はいつも盛況で儲かっているように思われるかもしれませんが、地方では利用客の減少によって廃線や列車の本数の減少が起きており、老舗駅弁業者の倒産も増えているのが実情で、1000円超えの価格にしても経営が厳しいところが多いのです」(経済ジャーナリスト)

 材料費の高騰も続く中で駅弁に値下げを求めるのは酷かもしれない。

以上、アサ芸ビズから紹介しました。

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編集者:いまトピ編集部