バナナの賞味期限って?日持ちする方法と見分け方のポイントに「思ったよりタメになった」
バナナの賞味期限は、常温で3~10日程度が目安ですが、季節や保存方法によっても変わります。
店頭で販売しているバナナには賞味期限が記載されていないため、傷んでいるかを確認するには、正しい見分け方を知らなくてはなりません。
本記事では、バナナの賞味期限を保存方法別にまとめました。バナナを保存する際の注意点や日持ちさせるポイント、賞味期限の見分け方もご紹介します。
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バナナの賞味期限や消費期限は、パッケージには記載されていません。
賞味期限を書いていないのは、食品表示基準で「省略が可能」とされているためです。同じく生鮮食品である食肉や生カキに対しては期限の表示が義務付けられていますが、バナナやかんきつ類の場合は省略できます。
バナナには賞味期限や消費期限が設けられていないため、自分で判断しなければなりません。そのため、バナナの状態に不安を感じた場合は、食べるのを控えましょう。
なお、賞味期限とは「おいしく食べられる期限」を、消費期限とは「安全に食べられる期限」を指します。
厳密にいうと、賞味期限と消費期限は異なる表現ですが、本記事ではバナナを安全においしく食べられる期限を「賞味期限」として解説します。
とはいえ、賞味期限はあくまでも目安です。口にした際に、少しでも気になる点がある場合は、無理に食べないよう注意してください。
バナナの賞味期限は、保存方法によって変わりますが、常温・冷蔵・冷凍保存の順番で長くなります。
バナナは暖かい地域で栽培するため、常温で追熟をうながして甘みと香りを引き出すことが可能です。食べ頃を迎えたバナナを、冷蔵や冷凍で保存することで、さらにおいしい状態を維持できます。
ここからは保存方法別に、バナナの賞味期限について解説しましょう。
常温保存の場合
バナナを常温保存する際の賞味期限は、季節によって変わります。
夏:2~3日程度
春・秋・冬:3~10日程度
夏場は追熟が進みやすいため、賞味期限が短くなります。
常温保存は手軽ですが、賞味期限が短い点がデメリットでしょう。
常温で保存する際は、バナナを包装から取り出した後に、バナナスタンドやフックなどに吊るすのが理想です。包装したままだとカビの原因になるため、必ず袋から取り出してください。
また、テーブルや台など、接触する部分を減らすことでバナナの傷みを防げます。難しい場合は、アーチ型になるように置いて、接触する面積を減らすとよいでしょう。
バナナが熟してくると、皮に黒い斑点が出てきますが、これは『シュガースポット』と呼ばれており食べ頃のサインです。
詳細はgrapeをご覧ください。
編集者:いまトピ編集部