2025/2/9 13:12
消費期限と賞味期限が「伸びる」→「昨日まで食べられなかったものが今日は食べられる」ように
Amazon消費者庁は2月4日、今ある食品の消費期限と賞味期限を見直す案を公表。
一言で言えば、今ある消費・賞味期限をもっと長くしようというものだ。
全国紙記者は語る。
「これまで両期限の見直しを行うために有識者会議を重ね、その中で行われた議論を踏まえ、消費者庁が案をまとめました。3月頭までにパブリックコメントを募集して、最終的には3月中に新たな改正ガイドラインが示される流れとなっています」
なので新年度あたりから、昨日までは「食べられない」と捨てられていた食品が、「役所公認」で食べられる日数が延びることになる。
消費期限と賞味期限の違い、それは簡単にいうと、消費期限は安全に食べられる日付、賞味期限は品質が変わらずおいしく食べられる期限でその日を過ぎても食べられなくなるというものではない。
つまり前者は弁当や総菜などの生モノにつけられ、後者はカップ麺や缶詰などの保存食などに表示される。
また、砂糖や塩、アイス、酒などでは省略できるものも。
今回の見直しにはフードロスを削減する狙いがあるが、昨日まで食べられなかったものが突然、行政お墨付きで食べられるようになるのも変な話ではある。
裏返せば、それだけ「もったいない」の精神がガイドラインに欠けていた、ということなのだろう。
以上、詳細はアサ芸ビズをご覧ください。
編集者:いまトピ編集部