「皆さんの使う塩は呪われています」日本の塩に含まれたヤバすぎる成分に絶句・・・

日本人にとって欠かせない調味料といえば、やはり塩と醤油。他にも重要な調味料はいくつかあるが、これらを事実上のツートップと感じている人は少なくないだろう。
しかし現在X上では、この塩に対する衝撃の事実が判明し、人々から「知らなかった…」と驚きの声が相次いでいるのだ。
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ことの発端は、とあるXユーザーが投稿した1件のポスト。
「すみませんが、皆さんの使ってる塩は呪われています」というショッキングな1文の綴られた投稿には、「角鹿(つぬが)の塩」と大きく書かれた小瓶の写真が添えられている。
そこには「古から続く敦賀地方の塩は『角鹿の塩』と呼ばれ、日本書紀に角鹿の塩だけが呪われていない特別な塩であり、天皇の御食(みけ)になっていると記されています」と、衝撃の内容が書かれていたのだった。
「清めの塩」とも呼ばれるように、塩に対して神聖なイメージを抱いている人は多いだろう。
しかし、こちらの1文が事実だとすれば「角鹿の塩だけが呪われていない=他の塩は呪われている」という図式が成立してしまい、我われは知らないうちに「呪い」という成分を摂取していたことになる。しかもソースは、天下の『日本書紀』なのだ。
こちらの光景は人々に多大なる衝撃を与えており、件のポストは投稿から3日足らずで3万件以上ものリポストを記録するほど大きな話題に。
Xユーザーからは「お清めの塩とは一体…」「高血圧は呪いだったのか…」「地元民なのに知らなかった」「オカルトかと思ったけど、日本書紀に書かれてるなら、ぐうの音も出ない」など、驚きの声が続出している。
なお、福井県立若狭歴史博物館によると…
「若狭に隣接する越前敦賀。そこには武烈大王(天皇)と、ある豪族の争いの果てに、天皇御用達になったとされる『角鹿塩』がありました。
同じ女性を巡って、即位前の武烈天皇と平群鮪(へぐりのしび)が争った結果、鮪にその女性を奪われた武烈が怒り、鮪ならびに父の真鳥を滅ぼしました。
真鳥は死の直前に多くの塩を呪ったものの、『角鹿塩』だけは呪い忘れたことから、以後、天皇は角鹿の塩だけを食するようになったとされています(『日本書紀』武烈即位前記)」(【出典】福井県立若狭歴史博物館 常設展示図録)
とのことであった。
つまり実際は、呪いを「かけられなかった」と言うより、うっかりミスによる「かけられ忘れ」というイメージが近いのだろうか。
以上、Sirabeeから紹介しました。
編集者:いまトピ編集部