2025/3/19 14:14

オートマ免許、マニュアル免許より「事故率が…」

車

これまでに幾度となく勃発しては、終わらない議論が繰り返されてきた「AT(オートマ)対MT(マニュアル)」論争。

MT車を運転できないAT免許所持者にマウントを取りたいMT派がいる一方、今や新車の99%がAT車という現実に、数の論理で攻勢をかけるのがAT派だ。

今年4月からの道路交通法改正により、運転免許の取得過程が変更。

どちらの免許を希望するにしても、まず初めにAT車向けのカリキュラムを受けることになる。

MT免許は、AT免許取得後に、さらに金と時間をかけて取得しなければならなくなることから、今後はMT免許を目指す人は減少するのではないかと見られている。

AT派が勢力を強めそうな気もするが、ここにきてMT派を後押しする、ある「データ」の存在が注目を集めている。

それは、「普通自動車運転免許 新規交付者の1年以内の事故率統計」だ。

免許取得から1年以内に事故を起こす人が多いという同データ。

注目されるのは、「事故率の高い免許の種類」で、過去の統計をみると、おおむねAT免許所持者のほうが、MT免許所持者よりも約2倍も事故率が高く、中でも男性が事故を起こすケースが多い。

2004年に発表された鳥取環境大学の研究では、「正面衝突」はAT車とMT車との差はほぼ同程度だが、一時停止や減速を必要とする状況下においては、MT車の方が圧倒的に事故率が低いことがわかっている。

MT車を走らせるためには「クラッチ操作」が必要なこともあり、ながら運転をしやすいAT車よりも運転に対する集中力の違いがあると見られている。

免許が取りにくくなったMT、と、事故率の高いAT…。

論争はまだまだ終わりそうにない。

以上、詳細はアサ芸ビズをご覧ください。

「AT対MT論争」に新争点!オートマ免許のほうがマニュアル免許より「事故率が2倍高い」  |  Asagei Biz-アサ芸ビズ「AT対MT論争」に新争点!オートマ免許のほうがマニュアル免許より「事故率が2倍高い」 | Asagei Biz-アサ芸ビズ

編集者:いまトピ編集部