2025/5/24 21:12
「玉蜀黍」←なんと読む?夏にまるかぶりしたいアレのこと

日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字をサンキュ!よりご紹介します。
「玉」と「蜀」と「黍」で「玉蜀黍」。
かなり難易度高めの予感がしますが、ヒントはワイルドに食べたいあの野菜のこと。
なんと読むかわかりましたか?
正解は…「とうもろこし」でした!
「玉蜀黍」の漢字は、とうもろこしが舶来の植物だったことに由来します。
アメリカ大陸からヨーロッパにわたったあと、ポルトガル人が日本に持ちこんだそうです。
「もろこし」という植物がすでにあり、これに似ていたことから「とうもろこし」という名前に。
「もろこし」の部分に「蜀黍」の字があてられました。
「蜀」は単独で「しょく」と読む中国の一部の国の名前、「黍」は1文字で「きび」と読みます。
「とう」には最初、舶来のものによくつけられる「唐」の字があてられたそうです。
この字も中国の古い国名で、国の名前が2つ並ぶのはやや不自然。そういったこともあり、とうもろこしの粒が玉のように美しいということから「玉」の字が使われるようになったとのことです。
ぜひご家族やお友達に「知っている?」と聞いて自慢してみてくださいね。
編集者:いまトピ編集部