2025/7/2 13:13

エアコン、壁に当て続けると「ヤバい」

エアコン

エアコンの意外な盲点をSirabeeが紹介。

30日放送の『news every.』(日本テレビ系)では、暑い時期に気をつけたい、意外な“夏型結露”について取り上げ、注意点を放送。

それは「夏の結露」。

近年の猛烈な暑さで、1日中エアコンで室内を冷やすことも多いが、エアコンで冷えた室内の壁と、屋外の暑さの温度差で、室内の壁の内側に結露が起こってしまう。しかも、夏は冬に比べて空気中の水分が7倍多いこともあり、結露が起こりやすいという。

壁の内側が結露すると、その水分でカビや腐食など、家屋が重大なダメージを受ける恐れも。

結露は壁のなかに発生しているために目視で確認しづらく分かりにくいが、「壁が黒ずんでいる、壁紙が変色している」「コンセントの周りがカビ臭くなる」といった異変がある場合には、結露している可能性があるため、専門業者に相談した方が良さそうだ。

ある屋根メーカーによると、ここ5年ほどで夏型結露による家屋の補修の依頼が増えているとのこと。

豊橋技術科学大学教授の田島昌樹氏によると、夏型結露の対策には4つのポイントがあるそう。

・「壁を冷やし過ぎない」
エアコンなどの風が壁に当たり続けると壁が冷え、結露の原因となってしまう。そのため、風を壁に当て続けないようにする。

・「すのこを入れる」
湿気のたまりやすい押し入れには空気の通り道を確保するとよい。

・「げた箱の扉を2センチほど開ける
これも湿気を逃がすことができる方法。

・「換気扇を使用する」
キッチンでは火を使うとき以外に、調理の下ごしらえや洗い物など、水を使う際にも活用すると。湿気を排出するのに効果的とのことだ。

エアコンを「壁」に当て続けるとヤバイ… 「危険なサイン」見逃さないで – Sirabeeエアコンを「壁」に当て続けるとヤバイ… 「危険なサイン」見逃さないで – Sirabee

編集者:いまトピ編集部