2025/7/15 18:05

ジョイフル「299円」節約時代の救世主

お金

物価高が家計を圧迫し続ける中、賃金水準も日本の厳しい現状を浮き彫りにしている。厚生労働省が7月に発表した「毎月勤労統計調査」(速報値)によれば、全国の従業員5人以上の事業所約3万カ所を対象とした2025年5月分の調査で、1人当たりの現金給与総額は平均30万141円となり、前年同月比で1.0%増加した。これで41カ月連続の増加となり、名目賃金は上昇傾向が続いている。

 しかし、実態を見れば楽観できない。同じ調査で示された「実質賃金」は、物価上昇に給与の伸びが追いつかず、前年比で2.9%の減少となった。これは2022年9月以来の大幅な減少幅であり、今年に入ってからも5カ月連続のマイナスが続いている。厚労省は、ボーナス額の変動や物価高騰が影響したと分析し、「6月の支給状況によっては傾向が変わる可能性もある」としているが、庶民の生活が苦しくなっている現状に変わりはない。

 こうした状況の中、生活者の強い味方となっているのが、ファミリーレストラン「ジョイフル」のワンコインランチだ。現在、ジョイフルでは祝日を含む月曜から土曜の午前10時から午後3時まで、税込500円という破格の日替わりランチを提供している(*一部店舗で異なる場合あり)。物価高の時代にあって、貴重な存在といえる。

 例えば、火曜日のメニューは「トマトガーリックチキンステーキ&ポテトコロッケ」、木曜日は「豚肉のにんにく醤油&唐揚げ」、土曜日は「デミグラスハンバーグ&ポテトコロッケ」など、メインが2品ついた満足度の高い内容となっている。しかもライス、ブールパン、トーストのいずれかが選べ、ライスは大盛り無料で小盛りへの変更も可能だ。栄養バランスと満腹感を両立しながら、ワンコインで食事ができるのは、外食コストが高騰する今、非常にありがたい存在と言える。

 さらに注目すべきは平日の「おてごろモーニング」だ。午前5時から10時まで限定で、定番の「ベーコンモーニング」は299円(税込328円)、「目玉焼き朝食」は439円(税込482円)と、いずれもワンコイン以下。安価で栄養もある朝食がとれるとあって、早朝のビジネスパーソンや高齢者を中心に利用者が増えているという。

 賃金上昇の数字が報じられても、実際の購買力には直結しないというジレンマを抱える中、こうした外食チェーンの企業努力は、暮らしを支える“防波堤”ともいえる存在だ。実質賃金減少が長引く中、日々の食事一つにも賢い選択が求められている。

以上、アサ芸ビズから紹介しました。

節約時代の救世主だ「ジョイフル」の500円ランチと格安モーニングが超優秀!  |  Asagei Biz-アサ芸ビズ節約時代の救世主だ「ジョイフル」の500円ランチと格安モーニングが超優秀! | Asagei Biz-アサ芸ビズ

編集者:いまトピ編集部