2025/7/16 13:01
エアコン「28℃推奨」は「設定温度」じゃない…勘違いしないで

連日の猛暑で、エアコンがもはや「生命維持装置」ともいわれている。そんな中、意外と勘違いしがちな落とし穴をSirabeeが紹介。
8日放送の『よんチャンTV』(MBSテレビ)では、エアコンの温度設定の“落とし穴”について取り上げた。
番組ではより効果的なエアコンの使用法や、注意点などについて特集。環境省では、冷房時のエアコンについて「28℃」を推奨しており、エアコンの「設定温度」を28℃にしている人も多いはず。
しかし、これは勘違い。
環境省が推奨している28℃とは、エアコンの温度設定ではなく、「冷房時の室温」の目安だという。
「室温の目安と設定温度、一緒じゃないの? と思うかもしれませんが、古いエアコンなどは、設定温度を28℃にしたからって、室温は28℃にならない」
と、山中真アナウンサーは説明。
「ということで必要なのは温度計です。皆さん、部屋に必ず温度計を置いていただいて、エアコンの設定温度を28℃に設定したら(室温も)28℃になるエアコンならいいんですが、そうでなければ、もう少し設定を27、26(℃)に下げましょうということですから。細かいようですが勘違いしないようにして、部屋の温度を28℃にしましょう」
室温が28℃以下であれば、熱中症になるリスクが下がるといわれている。
リモコンの温度を鵜呑みにせず、部屋の温度をしっかり管理したい。
編集者:いまトピ編集部