スマホ熱すぎる時「冷蔵庫」絶対ダメ…アレを置くだけで冷えていく

23日放送の『サン!シャイン』(フジテレビ系)では、この時期に気をつけたいモバイル製品について特集。
スマートフォンが熱くなった際の意外な対処法について紹介し、MCの谷原章介らが驚きの声をあげた。sirabeeより紹介する。
今月20日には、JR山手線の車内で突然、スマホを充電していたモバイルバッテリーが発火し、5人がケガをする事故が発生。他にも、リュックの中のモバイルバッテリーから煙が上がる事故や、モバイルバッテリーが原因とみられる火災など、モバイル製品の事故が多発している。
NITE(製品評価技術基盤機構)によると、モバイル製品に含まれるリチウムイオン電池による事故は、気温が高くなる6~8月の夏場に最も多くなるという。
そこで番組では、この時期にとくに気をつけたい、リチウムイオン電池を使ったモバイル製品にまつわる“NG”について特集。
スマートフォンを使用したり、充電したりしていると、本体がかなり熱くなることがある。
SNSでは、「冷蔵庫でスマホ熱くなったら冷やしてたときあった」「スマホ冷蔵庫に入れてた」「冷蔵庫のなかに置きっぱなしにしてた」という人もみられる。
しかし、元消防士で防災スペシャリストの野村功次郎氏によると、冷蔵庫で冷やすのはNG。
冷蔵庫や保冷剤などで手っ取り早く温度を下げようとすると、内部で結露が発生してしまう。
さらに野村氏は「熱くなって膨張して、爆発寸前だったものを、仮に(冷蔵庫に)入れたとしたときに、見えなくなりますよね。見えないっていうのは危ないですし。ドアが吹き飛ぶだとか。飛散をしてケガをするとか。危ないものを見えなくするっていうのはやはり危ない行為」と説明する。
スマートフォンが熱くなったら使用を控えて、自然に熱が冷めるのを待つほかに、スマホカバーを外してから、熱伝導率の高い銅でできた10円硬貨を裏面に複数枚貼りつけ、熱を逃がすという方法も。
これには、スタジオから「えーっ!」「へーっ」と驚きの声があがった。
なお、発火してしまった場合は大量の水をかけて消火し、その後可能な限り水没させた状態のままで消防機関に連絡するとよいという。
編集者:いまトピ編集部