2025/8/5 14:34
医師「汗はコレで拭く」…乾いたタオルじゃ「効果ない」

少し動くだけでどっと汗が吹き出ます。外出する際には普段以上に熱中症対策に気をくばりたいもの。
7月31日放送の『林修の今知りたいでしょ』(テレビ朝日系)では、熱中症対策の数々を紹介。外出時に汗をかいたときの“拭き方”が話題を呼びました。
体温調節に欠かせない汗は、拭き取り方ひとつで体温の下がり方に差が出るほど重要なのだそう。
番組では、「乾いたタオル」「濡らしたタオル」「ボディーシート」の3択クイズが出題。
日本医科大学武蔵小杉病院の神田潤先生によれば、正解は「ボディーシート」。次いで効果があるのが「濡らしたタオル」、もっとも効果が薄いのが「乾いたタオル」でした。
神田先生は「汗を出すだけでは残念ながら体温は下がらない。汗が蒸発させ、気化熱を奪うことによって初めて体温が下がる」とし、乾いたタオルでは熱が蒸発しないため効果がないとのこと。
ボディーシートを使うことで汗がエタノールに溶け、汗が肌に触れる面積が増えることで効率よく蒸発させられるそうです。
神田先生によれば、ボディーシートを使うときは顔や首周りだけでなく、お腹や背中、足など、全身を拭くとより効果的なのだとか。
また、外出時には毛細血管の多い「手のひら」を冷やすと全身が冷えて効果的だそう。
不要不急の外出は避けるのが一番ですが、もしも外出する際には、手のひらを冷やすことや、汗を拭き取ることに注意したいものです。
以上、詳細はSirabeeをご覧ください。
編集者:いまトピ編集部