車の運転手に「絶対言ってはいけない一言」これには身に覚えがある…

7月30日放送の『サン!シャイン』(フジテレビ系)では、とくに夏休みの外出時にも気をつけたい、運転中の事故について特集し、その要因と対策について紹介。
車の走行中、運転手に「言ってはいけないこと」について取り上げ、俳優・武田鉄矢も共感した。sirabeeより紹介する。
愛知県警のまとめを見ると、「漫然運転」の発生状況は、1年のうちでもとくに7月、8月に割合が増えている。
番組でも警視庁が公表するデータを紹介。運転中のドライバーの死亡事故の原因として最も多いのが「漫然運転」とし、10年以上変わらず原因の1位となっている。
交通事故鑑定人の中島博史氏の話では、「漫然運転」とは集中力や注意力が低下した状態での運転を指す。危険予知や的確な判断や操作ができなくなっている状態とのことだ。
中島氏によると、この時期の事故が増える要因について、気温が高く、車内温度の上昇や脱水状態によって、運転手の集中力や注意力が低下してしまうことも原因として考えられる。
また、エアコンを「内気循環」のモードにすることで、車内の二酸化炭素濃度が上昇し、眠気を感じてしまうという危険もある。
さらに、とくに夏休みの外出などで注意したいのが「家族が同乗し、運転手に声をかけること」で、注意力が散漫になってしまう。
対策には、「運転に注意を向けられるような声かけ」をすることが重要となる。
武田は「これは身に覚えがあるわ! 家族同乗。このときに、横の助手席から妻が一言『右、いま確認した?』なんか言われると『したよ!』って…」とボヤく。
MCの俳優・谷原章介が「それは確認しなかったから教えてくれたんじゃないですか?」と聞くと、武田は「でもね、『その言い方はないだろう!』って言ったときに、まったく前を見ていないときがあるんだよな」と、思わずムッとしてケンカ腰になり、つい前方への注意がそれてしまうことを明かす。
運転手に話しかけてしまう心理はわからなくもないが、中島氏によると中でも絶対にNGな声かけがあるそう。
「運転手への声かけは気をつけていただきたいですね」と言う武田に、中島氏は「注意を促す、『信号が近づいてきたね』とか、『右の車線が混んできたね』というような話は大丈夫ですけれども、『あれ見て!』みたいなことは非常に危険です」とのこと。
「反射的に視線がいってしまったりすることがあるので、そういうことは避けてほしい」と強調していた。
編集者:いまトピ編集部