国宝を観に行ったら、もう最悪でした

17日放送のラジオ『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN)に、タレントの有吉弘行がメインパーソナリティとして出演。ロングラン上映中の映画『国宝』視聴中に体験した“不愉快な出来事”を明かした。sirabeeより紹介する。
前回、ラジオ出演を休んで夏休みを取った有吉。休暇中はかねてより楽しみにしていた『国宝』を観ると決め、「口元は笑いながら『いやいいけど別に行かなくても…』なんて言いながら、足はもう映画観のほうに向かってて」と浮足立った気持ちを語る。
ほとんど満席状態の映画館の中で「映画館って結構くじ引きみたいなところあってさ、右隣は30〜40代くらいの女性。左側の席は(上映が)始まっても来ないから『ラッキー、ここ空いてんだ』と思ってたら、始まって5分後に来るバカね」と、両隣の座席を説明。
「カップルでさ、その店で1番大きなポップコーンと1番大きなジュースを持ったバカ。お前そんな飲んだら3時間で小便行きたくなるぞっていう量」と、遅れてやってきたカップルの様子について語った。
そのカップルについて「来たらさ、まずは携帯を光らせて、俺もいきなり舌打ちね。で、座ってバリバリポップコーン食うんだけど、ま、それはしょうがない。別にそれぐらいはいいやと思ってんだけど、もう男のほうがさ…」と上映中に生じた変化を語る有吉。
「『国宝』ってちょっと何か所かラブシーンあるんだよね。そいつがラブシーンに興奮してんのかさ、モリモリ食うんだよね。もうムッチャムッチャ音立てて、女も『うるさいよ』とか言えばいいのに、ムッチャムッチャ…。もう嫌だよ、ラブシーン始まって興奮してポップコーン食うの。思春期なのかな…? ちょっと照れ臭いからポップコーン食いまくったのかな」と、音を立ててポップコーンを爆食いする男性にウンザリしたという。
有吉は「で、女は女でラブシーンが終わったらめっちゃ食い始めてさ。ポップコーンの底のほうまでグッていってるから、器がもうきしんじゃって、ギーギーっていうくらい底の方を取るんだよ。もう腹立つわ」と、カップルの男性の次は、女性のポップコーンを取る音に悩まされたと告白。
さらに「隣の大人しいかなと思ってた女性も何回か来てるみたいで、もう泣けるシーンの前から泣き始めるの。『来るぞ、来るぞ、来たわ!』みたいな。こいつ知ってんのかよ、泣くなよ」と、泣けるシーンの少し前から泣き始めるという、右隣の女性についても言及。
予め見どころのシーンが予見できてしまうため「雨雲レーダーみたいだなと思って。『あ、来るな、良いシーンが』『うん、泣けるシーンが来るんだ』なみたいな。もう泣き雲レーダーでした」と、想定外の映画視聴になったことに恨み節が止まらなかった。
編集者:いまトピ編集部