激安スーパー「価格が10年前」

株式会社ヤオコーが運営するディスカウントスーパー「フーコット」をご存知でしょうか。
ヤオコーグループの新たな業態として注目を集めているのが、ディスカウントスーパーの「フーコット」。
現在埼玉県に4店舗、東京都に1店舗と数こそ少ないものの、その圧倒的な安さが各メディアで「激安スーパー」としてたびたび紹介されるなど、人気を獲得しつつあります。
今回は、そんなフーコットをスーパーマーケットファンが紹介しています。
「ヤオコー」を愛してやまない筆者が、店舗付近に住む友人と会話していた際、「一度は行ってみたほうがいい!」と“激推し”されたことをきっかけに、そのお得さを確かめるべく、店舗を訪れてみることに。
さっそく、最寄りの店舗に向かってみました。午後6時に訪れましたが、店内の人数は予想ほど多くなく、むしろまばら。
「あれ? 普通のスーパーだとピークとは言わないまでも結構混む時間だけど、もしかして人気ないのかな?」
そう思いながら買い物開始。
営業時間は午後7時までということで、売り切れとなった商品もそれなりに。もう少し早い時間に来る人が多いということかもしれません。
その後、店内を巡って気付いたのは、プライベートブランド商品は置かれていないということ。総菜コーナー以外の商品は、メーカー品のみを取り扱っているようです。
そのため、今回は「フーコット」独自の魅力を確かめるべく、総菜コーナーから以下の5品を購入。
・こだわりカレーのポテマヨピザ 538円→463円(税込み/以下同)
・まぐろたたき巻 290円→214円
・チキンナゲットパン 130円
・あじ大葉フライ 321円→289円
・さっくりミルクドーナツ 321円→290円
閉店時間が近いということもあってか、惣菜コーナーは値引きラッシュ。さらにお買い得に購入することができました。
これだけ買って合計1386円というのは、ちょっと考えられないコスパの良さ。営業時間の長い一般的なスーパーですと、18時台ではまだ値引きされていないことも多いため、この時間にお得に惣菜を購入したい場合には、かなりアリな選択肢と言えそうです。
また、今回の取材で、筆者は個人的な買い物として9商品を購入。
まず肉類は「牛肩ステーキ用」がグラム182円、「豚ロース切り身」がグラム85円、「若鶏手羽元 大」が47円…安い…
「あれ?もしかしてタイムスリップして10年前ぐらいに戻った?」
と思ってしまうほどの安さ。
そのほかの商品も、「大人の紅茶 ストレートティー」は106円、「大人の紅茶アップルティー」は117円と、こちらも一般的な価格よりも20~30円ほど安価。
さらに、筆者がいつも最寄りの「ヤオコー」で購入している関越物産の「寒天デザート」シリーズも、そちらでは108円のところ「フーコット」では74円と、思わず「やっすい!」と声が出てしまう値段。
相場よりもかなり安めな商品を目当てにする場合、多少店舗から遠いところにお住まいの方でも、大量に買い込む分には十分にお得感を味わうことができるのではないでしょうか。
圧倒的なコスパを誇る商品が多かった「フーコット」。
現在は5店舗しかない同チェーンですが、このお得さを多くの人が体感できるよう、ぜひ今後も店舗数を増やして欲しいと思います!
編集者:いまトピ編集部