2025/9/4 18:00

正体不明「100日だけのチョコクロワッサン」500円もしたのにガッカリ…

クロワッサン

全国各地で期間限定販売をしている「100日だけのチョコクロワッサン」をご存じですか? ネット上でも秘密のベールに包まれた同店について、実際に商品を購入して実食してみました。スーパーマーケットファンより紹介します。

【100日だけのチョコクロワッサン】SNSマーケティング会社が運営する異色店

022年10月に北海道札幌市にオープンした“チョコが売っていないチョコ専門店”のTony Bake。その2カ月後の12月よりフランチャイズ化、現在は全国各地で「100日だけのチョコクロワッサン」が文字通り、100日間だけオープンしています。


 公式サイトはなくSNSアカウントのみで情報発信をしていますが、それもそのはず。Tony Bakeを運営する株式会社RAYARKはインスタグラム運用代行サービスを行うSNSマーケティング会社です。

 100日という期間やベーカリーという業態、価格設定、ターゲットの設定もマーケティングによるものだそう。SNSなどを使った地域密着プロモーションで行列を作れるのも強みのようです。

 飲食業界ではなく、SNSマーケティングというのが異色のバックボーンになっています。

購入には、インスタグラムのDMで予約が必要とのこと。

 予約した当日に店舗へ行くと、在庫数限りは予約ナシで購入可能となっていました。列に並んでいるのは、筆者を含めて中年から高齢者世代です。

 スペースの一角では、20代らしき女性がクロワッサンをオーブンから取り出して並べている光景が見えます。

 後から知ったのですが、スキマバイトでも30分〜1時間の研修で全部の作業ができるオペレーションになっているそうです。

 今回は、全4品を購入。紙袋は別途50円となっています。

【100日だけのチョコクロワッサン】スウィート(500円)実食
クロワッサンの長さは16cm、高さは一番あるところで8cm。ファミリーマートの「焦がしバターのクロワッサン」のサイズとほとんど同じのようです。
断面を見ると、スカッとした大きめの空洞があります。安くはない金額のクロワッサンなので、ちょっとがっかり。
口にすると、サクッとしたクロワッサン生地の歯ざわりと、チョコの口溶けがおいしい! クロワッサンの中はしっとりした甘めの生地で、奥深い苦みのあるチョコレートとのバランスが◎。
4品のうち、もっともクロワッサンとチョコのハーモニーが楽しめます。

【100日だけのチョコクロワッサン】マーブル(500円)実食
「マーブル」(500円)です。こちらは札幌の実店舗で450円となっています。
袋から出すと、クロワッサンの焼色がこんがりしていて、「焼きすぎでは?」と頭に浮かんでしまいました。チョコのマーブル模様がおしゃれですね。
 口にすると、チョコレートの甘みと苦みのバランスがよく、食べる手が止まらないおいしさ! 
チョコのない部分は表面の食感があまりよくありませんでしたが、総じて楽しめました。

もっと詳しく知りたい方は、スーパーマーケットファンをご覧ください。

正体不明のパン屋【100日だけのチョコクロワッサン】全4品を実食!「500円するのに」がっかりしたワケ | スーパーマーケットファン正体不明のパン屋【100日だけのチョコクロワッサン】全4品を実食!「500円するのに」がっかりしたワケ | スーパーマーケットファン

編集者:いまトピ編集部