スマホが「二度と起動しなくなる」→今更すぎる警告メッセージに「それ先だよね」

「スマホが壊れた…」
そんな時「データ復元ソフト」を使って復旧を試みる人もいるだろう。
8日深夜放送のラジオ『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)で、壊れたiPhoneのデータ復旧ソフトを使用した時のことについて話した。
ポケモンが描かれたマンホール「ポケふた」をバイクで巡る旅の途中、台風に見舞われた伊集院。
「(香川県の)高松に向かう途中、いよいよ雨が強くなってきて。ナビ代わりに、ホルダーで固定して防水のカバーをつけたiPhoneを見ながら俺は走ってるんだけど、大粒の雨が画面に当たるから、画面をクリックしたのと同じ状態になるの」
「さらにビビることが起きるんだけど、iPhoneの様子がおかしい。10分に1回勝手にシャットダウンするようになるの。それだけが頼りのiPhoneが突然ブラックアウトして、しばらくすると元に戻るんだけど、今度またそれが10分に1回を何度か繰り返したら7分に1回、5分に1回になってくのよ、超怖くね?」
その後、ナビで苦労しながらもホテルに到着した伊集院。
「ホテルで本格的に復旧を試みて、いろんなことを調べていくと、いっぱい出てくる中で何をやってもダメなんだけど、リカバリー用のソフトですよっていう結構大手メーカーのソフトが出てきて、4,000円くらいかな」
「それをダウンロード販売で買って、『リカバリーをする』っていうボタンをクリックするんですよ、そしたら二度と起動しないっていう。『ええ?』って声出るでしょ。俺はホテルで『嘘でしょ!?』って言ったもん」
なんと復旧どころか起動しなくなってしまったと語った。
「難しいことを言うと、『リカバリーモード』に入れてから処理すると元に戻るっていうんだけど、リカバリーモードから帰ってこない。もうずっとリカバリーモードなの」
「しかもご丁寧に、それ専門のソフトですから、『リカバリーモードから復旧する』ってボタンがあるんですよ。で、ボタンを押すと復帰しない上にメッセージで『水没・衝撃等、ハードウェア的に軽微でも破損が認められた場合は安全のために復旧させません』って出るの。先じゃねそれ? それ、先だよね…」
警告メッセージの表示タイミングの“今更感”に憤っていた。
その後、高松の商店街で中古のiPhone13 miniを購入し、それが今回の旅の中で一番の出費となってしまったようだ。
なんとも言えない切ないオチになってしまったが、伊集院ならではの人間味が光る今回のエピソード。
トラブルをただの愚痴や不満で終わらせず、リスナーが共感し、ちゃんとしたエンターテイメントに昇華させる彼の話術はさすがである。
以上、詳細はSirabeeをご覧ください。
編集者:いまトピ編集部