警察官「なんで盗まなかったの?」財布を届けた男性への一言

誰もが幼い頃、親や学校の先生に教わったであろう「落とし物は、ちゃんと拾って届けましょう」という言葉。
落とし物が、財布や家の鍵といった大切な物であれば尚更です。元の持ち主が困ってしまわないよう、警察官や施設の管理者に渡すよう推奨されています。
元の持ち主を不憫に思い、警察に届けることにしたSMD Factoryさん。警察官が確認したところ、財布の中には複数枚の1万円札が入っていたことが分かりました。
しかし次の瞬間、警察官からは思わぬひと言が飛び出たのです。
「なんで盗まなかったの?」
財布を盗むことが当然とも受け取れる、警察官のひと言。人によっては、侮辱と感じてもおかしくないでしょう。
しかし、SMD Factoryさんは「いいたいことは分かる」と納得してしまいました。なぜならば、自らのイメージをよく理解していたのですから…。
ある日、外出していたSMD Factory(@SMD_sapporo)さんは、誰かが落としたであろう財布を発見しました。
そう、SMD Factoryさんは、いわゆる『80年代風のヤンキー』な風貌の持ち主!
立派なリーゼントヘアに加えて、この時は鋲(びょう)付きの革ジャンを着ていたため、いかにも『悪いことをしそうな人』に見えていたのです。
そのせいか、財布を届けに来た時も、ベテランと思しき別の警察官が、なんらかのトラブルと勘違いして近寄ってきたのだとか。
しかし、攻めたイメージに反し、SMD Factoryさんは清く正しい心を持った正義漢。落ちている財布を見たら、警察に届ける以外の選択肢は浮かばなかったといいます。
コントのようなやり取りはXで拡散され、続々と反響が上がりました。
・最初は「なんて失礼な!」と思ったけれど、これは納得だわ…。
・ごめん、笑ってしまった。面白すぎます。
・ちゃんとよく見てくださいよ!こんなに優しい目をしているのに!
警察官のちょっぴり失礼なひと言に対しても、SMD Factoryさんは「純粋な疑問が飛び出ちゃったんだな」と素直に思ったのだとか。
「人は見かけによらぬもの」という言葉も、誰もが子供の頃に教わります。SMD Factoryさんのエピソードは、ネットを通して多くの人に道徳を説いてくれたようです!
詳細はgrapeをご覧ください。
編集者:いまトピ編集部