ハンバーガー店「うちはバンズを捨てる」

秋といえば、ハンバーガーショップ各社による「月見」をモチーフにしたハンバーガーが思い浮かぶ方も多いだろう。
そんな中、バーガーキングの新商品にネット上では驚きの声が続出している。
25日、「バーガーキング・ジャパン」Xアカウントは突如、
「直接炎で焼かれた直火焼きの100%ビーフパティの旨さをそのまま味わえる『オン ザ ビーフ』3種を新発売!」
「シンプルな塩コショウ、こだわりのソース、相性抜群のライスから選ぼう!」
という内容のポストを投稿。
なんと、こちらの『オン ザ ビーフ』シリーズ、バンズ無し、チーズ無し、レタスもトマトも当然無しな、超ストロングスタイルなメニュー。
「バーガーキング自慢の直火焼きの100%ビーフパティを塩・コショウのみでシンプルに味わっていただく商品です」
と説明するバーガーキング公式。
何を言っているのかよく分からないので、『ライス オン ザ ビーフ』の説明を見てみると…
「バーガーキング自慢の直火焼きの100%ビーフパティと、厳選吟味された白米と金のいぶき(玄米)をブレンドした『特製ライスパティ』が相性抜群の一品です」
本物である。
塩・コショウや特製ソースを除けば、これらのメニューは「ビーフパティのみ」、または「ビーフパティと米」で構成されているのだ。
他社が月見バーガー戦線にしのぎを削っている中、脇目も振らずに我が道を征く姿勢は、多くの人々に衝撃を与えている。
X上では、
「引き算の発想が雑すぎる」
「エイプリルフールはまだ先だぞ…」
「これ、パンで挟んだらめっちゃ美味しいのでは?」
「ハンバーガーって何だっけ…」
「いっそのこと、みそ汁もつけよう」
と驚きの声が続出。
なお、毎年秋にバーガーキングがこのような奇行におよぶのは、決して珍しくない。
2022年秋には「ディアブロ・ガーリックダブルチーズバーガー」という、漫画『BLEACH』に登場する必殺技のような名前のメニューを発売。
2023年秋には、「また卵買うの忘れちゃった」「卵じゃなくて“パイナップル”がいいじゃない!」などと抜かし、「パイン ツキミバーガー」を発売している。
牛丼チェーンに「ネギ抜き」「つゆ抜き」といった注文が存在するように、ハンバーガーショップに「バンズ抜き」が存在しても…いいではないか。
以上、Sirabeeからお届けしました。
編集者:いまトピ編集部