そのヒートテック「寿命かも」…1割しか知らない「寿命確認方法」

10月とは思えない寒波に襲われたここ数日。
慌ててヒートテックを引っ張り出してきた人も多いのではないだろうか。
しかし久しぶりに着たそのヒートテック、じつは既に「寿命を終えている」かも…。
ユニクロでは公式に、ヒートテック商品は「目安として3シーズン(3年)が買い替え時」と紹介。
見た目では変化に気づかないが、着用・洗濯を繰り返すうちにどうしても衣類の生地は劣化するもの。
ヒートテックの場合、生地のポリウレタン糸が劣化するとストレッチ性が低下。生地が伸びて身体に密着せず、保温性能が下がってしまう。
なお、この「3シーズン」という解釈はユーザーの間で分かれており、3年ではなく「1年」と誤解している人も一定数存在するのだ。
次に問題となるのが、家にあるヒートテックがそれぞれ「いつ買ったものか」という点。
「どのヒートテックを何年に買ったものか」ということを逐一記録している人は、極めて少数派だろう。
じつはユニクロの製品は洗濯タグに記載された「ある番号」を読み解くことで、同商品が「いつ販売(製造)されたもの」か確認できるのだ。
全国の10~60代の男女665名を対象としたアンケート調査を行なった際、こちらの解読方法を「知っている」と回答したのは、全体のわずか10.1%。
衣類の内側にある洗濯タグには名前の通り、アイテムの洗濯方法のほか、素材、サイズ、商品番号といった情報が記載されている。
今回重要となるのは、6桁の商品番号の後ろにカッコ付きで表記された4つの数字。正確には、ハイフンで区切られた「前半2つの数字」。
こちらの左側の数字は「製造年の下1桁」を、右側の数字は「季節」を示しているのだ。
ユニクロ担当者は「販売年の隣の数字は1~4となっており、1が春、2が夏、3が秋、4が冬を意味します」と、説明している。
もちろん、2014年に購入したヒートテックにも同様の数字が表記されているが…さすがに、10年以上使用しているヒートテックなら一目見てわかりそうである。
こちらのテクニックを覚えた上で、自宅のヒートテックを整理がてらチェックをしてみてはいかがだろうか。
解読法を知らなければ、保温性能の低下したヒートテック、いわゆる「ヒートテックの死骸」を、そのまま着用することに…。
久しぶりにヒートテックを着用している人は、そのヒートテックが「現役かどうか」を、ぜひチェックしていただきたい。
以上、Sirabeeからお届けしました。
つまり、2024年のシーズン中に購入したヒートテックならば、該当箇所に「44-XX」という数字が並んでいるワケだ。
編集者:いまトピ編集部