クマ「普通の家でも見かけるアレ」7割ものクマがそれ目当てだった
Amazon 日本全国でクマによる人身事故が起こっている昨今。23日放送の『DayDay.』(日本テレビ)では、住宅街などの生活圏内にクマが出没して人を襲っている現状について報道しました。
クマは普通の住宅の庭でも見かける「あるもの」を目当てに現れることが多いそうで、司会の山里亮太さんも驚きを隠せない様子でした。sirabeeより紹介します。
お笑いコンビ・サバンナの高橋茂雄さんは「市街地でクマが出ているっていうことへの対策はなにかしていることはあるんですか?」と問題提起。
司会の武田真一アナウンサーは「市街地に寄せ付けないっていう対策が求められると思うんですけど…。なんで住宅地に降りてきているかというと、やっぱり餌が目的なんですね。生ゴミとか木になった果樹・果実ですね。これ環境省が先月発表したデータなんですけど…」と、とある円グラフを参照しました。
円グラフには、「柿:71%」「栗:7%」「梨:3%」「その他:19%」という数字が表示されており、武田アナは「クマの目当てっておよそ7割が柿なんです、あと栗とか梨とか樹の実ですね。ですから、柿対策というのが大事になってくるんですね」と解説。
山里さんも「7割ってけっこうな数字ですね」と驚きを表明。知り合いが秋田県に住んでいるというコメンテーターの登坂絵莉さんは「友人に聞いても、柿の木を切るとか、栗の木を切っちゃう家がかなり増えているみたいです。あとは学校とかで野菜とかを育てているじゃないですか。そういったものにも(クマが)来ちゃう可能性があるので、引き上げるみたいなことがあるみたいです」と現地の声を紹介していました。
同番組によると、栃木県の佐野市では、クマ対策として上限5万円で柿の木の伐採に助成金を出しているそうで、およそ費用の3分の2に当たるそう。
また、万が一クマに遭遇してしまったら「背を向けて走らない」、「車や建物に逃げ込む」、「うつ伏せになり首を守る」という行動が推奨されています。
筆者の実家の庭にも柿の木があり、毎年渋柿を目当てに訪れる鳥を観察することを楽しみにしていました。今のところクマの目撃情報はない地域ですが、東京でも目撃情報がある昨今、庭の果実には注意を払う必要性を痛感しました。
編集者:いまトピ編集部
