9割以上もが飲食店に「味よりも」求めていること…「勉強になる」

外食の楽しみといえば、料理の味や見た目と考える人も多いだろう。しかしそれとは別に、店員の接客も評価の大きな要素になるようだ。
sirabeeより紹介します。
Sirabee編集部が全国の10〜60代の男女634名を対象に調査を実施したところ、「飲食店は接客の良さも重要だと思う」と回答した人は91.3%にのぼった。
とくに最近ではSNSで口コミが拡散されやすく、「味は良いけど接客が残念だった」といった投稿が話題になることもある。接客の印象が、店選びの決め手になるケースも増えているようだ。
接客がお店の評価に大きな影響を与えると考える30代女性は、「以前、友人と行った小さなイタリアンレストランで、店員の方の対応が本当に気持ちよかったんです。注文を取るときも笑顔で会話してくれて、料理の説明もわかりやすくて…。ちょっとした気配りが行き届いていて、来て良かったなと思いました」と振り返る。
接客の悪いお店は二度と行きたくないと思うようで、「逆にどれだけ味が良くても、無愛想に対応されたり呼んでも来なかったりするとお店だと行きたくなくなります。接客の良さって、料理の印象を何倍にもしてくれるものだと思うんですよね」と続けた。
接客よりも味を重視する40代の男性は、「外食では、基本的に料理の味がすべてだと思っています。たとえ店員が多少そっけなくても、料理がおいしければそれでいいと思うんです。むしろ過剰に話しかけられると、落ち着かなく感じるタイプなんです」と考えを述べた。
さらには、「もちろん最低限の対応は必要だと思いますが、それ以上を求めることはありません。味が良ければまた行くしそうでなければ行かない、ただそれだけです。接客よりも、料理のクオリティを維持してくれるほうがうれしいと思います」とも話していた。
Xでも、「個人的に飲食店は味よりも接客や人柄の方が重要だと思っています」「飲食店、味も大切だけど一番は接客だね」など味よりも接客のほうが大切だとの意見があった。
一方で、「ラーメンなんかだと接客を気にしない人も多い印象だし、接客クソな店でも味さえ美味ければ割と生き残ってる」と接客が悪くても味が良くて残っているお店もあるとの投稿も見られた。
飲食店における接客の影響は大きく、料理の満足度やリピート率にもつながる。人の印象が味の記憶を左右することもあるため、店側としてはおもてなしの姿勢が何より重要だといえるだろう。
編集者:いまトピ編集部
