一度使ったカイロ、「アレをするだけで」復活する
Amazon 外出時、カイロが手放せない時期になってきた。便利だが、繰り返し使えないのが玉にキズ…。
そんな使い捨てのカイロが、“復活する”裏ワザを警視庁警備部災害対策課が紹介。編集部員が試してみたところ、驚きの効果がみられた。sirabeeより紹介する。
同課は警視庁の公式サイトにて、災害時などに役立つさまざまな知識を紹介。そのなかで、一度封を切ったカイロを長持ちさせるワザについて取り上げた。
冬の通勤時などにカイロを使った際、職場に到着した後もそのままにしていると、帰る頃にはもう使えなくなってしまうことも。
同課では「密封ポリ袋に入れると冷めた状態となり再度、取り出したときに発熱します」と紹介した。
ポイントとして、カイロより一回りほど大きいサイズの密封ポリ袋を使用すれば無駄な空気が入りにくい。密封ポリ袋は100円ショップなどで購入できる。
とくにしっかり空気を抜いて密封することも大事で、密封されていないとカイロが冷めないため、しっかりと閉じるとよい。
同課では「通算の発熱時間は継続して使った時と同じくらいと感じています」と解説し、「エコにもなると思いますので試してみてください」と呼びかけている。
カイロは、鉄が空気中の酸素と反応して酸化鉄になる化学反応によって発生した熱を利用したもの。そのため、密封して空気と触れさせないようにすれば反応が進まず、長持ちさせられるようだ。
さっそく、子供がいるSierabee編集部のAさんにも、この裏ワザを試してもらった。
まだ温かいカイロを一回り大きいサイズの密封袋に入れてしっかり封を閉じ、2時間後出してみると、まだひんやりとしていて固い状態に。
使ったカイロが古いからなのか、すぐに温かくはならなかったが、30秒ほどもみこんでみるとほんのりだが温かくなってきた。
Aさんのお子さんの肌に当てて、聞いてみたところ「あったかい!」とのこと。さらに1時間後には、開けたばかりのときと同様の温かさに戻ったという。
「使い捨て」の名前の通り、1度使ったらすぐに捨てていたカイロだが、本当に復活して驚いた。これは家族や友人にも教えたいところだ。
編集者:いまトピ編集部
