車「誰が買うんだ」Amazonで見つけた1200円の車内用シンバルが想像以上

皆さん、XなどのSNSで「車内用シンバル」の広告を見かけたことはありませんか!?
「何に使うんだ」「誰があんな商品買うのか」…と思ったかた、暇な記者が実物を買ったのでその意外な長所と短所をご説明しましょう。
「単調な通勤時間を、即興のドラム音楽体験に変え、ドライブに楽しさを添えます」「長期間にわたるパフォーマンスとエンターテインメントを保証します」など、たいそうなキャッチフレーズが添えられ、Amazonなどで販売されている「車用シンバル」。
シンバル部はステンレス製で大きさは約14cmの手のひらサイズ。価格はおおよそ1,200円前後。自動車のエアコン吹き出し口に装着し使用します。
ドライブ中に音楽を聞いていると、信号待ちにハンドルを叩いてリズムを感じる、「自動車パーカッショニスト」をよく見かけることがありますよね。
そんな時、この車内用シンバルがあれば複雑なリズムとグルーブを生み出すことができるのです。ハンドルをドカドカドカ…と叩いてビートを刻み、最後に「シャーン!」とシンバルを指でひと叩きすれば、じつに痛快。音も想像以上にキレイです。
…そうこのアイテム、ストレス発散にはもってこいなのです。
もちろん運転中は危険なので使用できませんが、停車中の暇つぶしには最高な一品。意外と飽きることなく、記者は自分の車へ装備しつづけています。
一方でデメリットをお話します。この車内用シンバルは、前述の通りエアコンの吹き出し口、正確に言うと風向き板である「ルーバー(フラップ)」に本機を固定させ使用します。
本機の根本部分には、釣り針の“返し”のようになった「バックフック」が付いており、それをルーバーの奥に噛ませてネジを巻くと固定される仕組みで、これが中々引っかからないのです…。
車によってエアコンの吹き出し口は異なるので、たまたま記者の車はマッチしなかったのだと考えられますが、5分ほど格闘してようやく吹き出し口取っ手部分の裏側へ、絶妙にひっかけることができました。
しかし、変な形で固定したためシンバルを乱打していると、振動の影響で取っ手部分がだんだん破損するのではないか、という不安に苛まれます。
幸い、シンバル自体は軽く叩いても音がでるよう、ゆらゆら揺れるよう土台部とシンバル部の間に“遊び”があるため、直接的な振動は極めて軽微と考えられますが、叩く際はちょっと控えめなほうが良いかも。
そんなこんなで、すでにドライブ10回ほどを経験した記者。これまで以上に音楽にノることができ、値段の割には満足度が高かったと言えます。
外から見るとシンバルはちょうど運転席に隠れており、他のドライバーに見られて恥ずかしくなることもありません。
ネットでは「しっかり音が鳴り、思ったよりも楽しめる」「実際につけてみると意外と音量もあり、ノリ良く叩けて楽しい」「爪の先で叩くとハイハットをドラムスティックで軽く叩いた様な心地よい響き」と意外に好評なこのアイテム。気になったアナタも是非お試しください。
sirabeeより紹介しました。
編集者:いまトピ編集部
