2024/1/17 18:09

ビックモーターより悪質『ダイハツ』が「自動車史上最悪の不祥事」なワケに「本当に許せない」「他にもあるんじゃない?」「ひたすら怖い」

上司

不正が発覚し、全車種について出荷停止措置が取られているダイハツ。
一番古いもので1989年の不正が認められたが、全体の傾向としては2014年以降に不正の件数が増加しているという。

認証試験を確実に通るように細工していわたけで、監督庁のみならずユーザーをも欺き続けてきたといえる。ちなみに、不正は大きく以下の5つに大別されている。

(1)エアバッグのタイマー着火の不正加工
(2)試験結果の虚偽記載
(3)試験速度の改ざん
(4)タイヤの空気圧の虚偽記載
(5)助手席頭部加速度データの差し替え

――自動車業界全体を俯瞰した際、ビッグモーターよりもダイハツのほうが悪質性・重大性が高いとの声がありますが、いかがでしょうか」

自動車ライターの桑野氏「人の命を乗せて走る自動車にまつわる問題という点で、どうしても比較されがちですし、社員がコンプライアンスを侵してまでも優先すべき社内の掟みたいなものがあった、という面では共通点があるのかもしれません。

ただ、ビッグモーターの事件は自動車販売会社による事件で、保険料などの利益を不正に得ることが主たる問題でした。一方で、自動車を製造するメーカーであるダイハツの事件は、自動車の開発製造そのものに関する不正問題です。『どちらが悪質か』『どちらが重大か』などと簡単には比較しにくいですが、消費者への影響や日本の自動車産業の今後の在り方などを考えると、今回のダイハツの不正問題はかなり重大であることは間違いないでしょう。

「自動車史上最悪の不祥事」とも言われる今回の事件。代償は計り知れない。

以上、ビジネスジャーナルから紹介しました。

不正発覚のダイハツ、「ビッグモーターより悪質」の声も…時代遅れの経営体質 | ビジネスジャーナル不正発覚のダイハツ、「ビッグモーターより悪質」の声も…時代遅れの経営体質 | ビジネスジャーナル

編集者:いまトピ編集部