GU「スーツこれで良くない?」外見カシミヤ素材はジャージ「上下9000円なんちゃってスーツ」が凄すぎる「価格10分の1」「誰も気づかない」「とにかく楽チン」

「まあいいか」
ジーユーの試着室でそうつぶやきながら結局購入することにしたのが、ジーユーの上下セットアップのジャケットとパンツ計8,980円。
ビジネスシーンで普通にビジネスパーソンが着るのが、ウール素材のビジネススーツ。
いわゆる「背広」です。
少なくとも2000年代初め頃までは、スーツといえば当然“素材はウール”だったもの。
それも上級ビジネスパーソンならひと揃え8万円ほどのスーツをびしっと着るべし、とされてきました。
それがおじさん世代の常識というやつでした。
ところがクールビズをはじめビジネスカジュアルが浸透する中登場したのが、スーツなのかビジネスカジュアルなのかの二択ではなく、その中間的なビジネス向けの新しい洋服。
夏場に登場したポリエステル製のとても軽いビジネスジャケットがそのさきがけです。
やがて、そのようなジャケットとセットアップして外見がスーツに見えるパンツとのセットが出現。
夏場なのにポリエステルの薄い素材の上下で、その表面がウール素材に見まがうかの商品。
ジーユーの場合、だいたいの場合はジャケットが4,990円か5,990円、パンツが2,990円というのが定価。
上下そろえても8,000~9,000円程度というのはコスパの観点でもなかなかに良い商品です。
さらに出てきたのが春秋用のセットアップ。これが実にすぐれもので、外見がスーツにしか見えないのに、素材はなんとジャージです。
私は経済評論家としてテレビに出演することもあるのですが、
「ジャージでテレビに出ても大丈夫かな?」
と心配しながら朝の報道番組にゲストとして出てみたところ、誰も気づきませんでした。
5年ほど前のお話しです。
それ以来、私は地方出張はスーツではなくもっぱらこの上下ジャージ。
なぜなら楽!
新幹線、ホテル、見た目はスーツなのに着心地はジャージ。
そう、着替えを持っていく必要までなくなりました。
それでも困ることがひとつ。
それが「厳冬期に着るのはやはりウール素材のスーツが一番」だということでした。
しかし!
ついに登場してしまったのです。
発熱性素材のなんちゃってスーツが。
スタイルヒートという体の水分を熱に変える繊維テクノロジーの商品で作られたストレッチパンツと、その商品とのセットアップになるポリエステルと綿の混紡のビジネスジャケット。
見た目はカシミヤのスーツによく似た質感、それでいてストレッチが効いているので、外出時にはとても楽に過ごすことができます。
唯一の欠点は、スーツと違ってポケットが開放型になっているので、「これはスーツではなくてカジュアルジャケットだ」と気づいてしまう人がいるかもしれないという点です。
ただ結論としては…「暖かいし、まあいいか」ということで購入を決めました。
気になる方はGUでチャックして見てください。
以上、Sirabeeからお届けしました。
編集者:いまトピ編集部