「ブロッコリー」は食べ過ぎると「体がクサくなる」・・・

栄養豊富なブロッコリー。
ブロッコリーに含まれる栄養素には、健康によい作用を持つものが多い反面、とり方を間違えてしまうと体調をくずす危険性もあるのだとか!
ブロッコリーを過剰に摂取したり体質によって生じる思わぬデメリットとは?
◾️下痢などの不快な症状を招く
ブロッコリーには、腸内環境を整え、便秘解消に役立つ食物繊維も含まれています。
食物繊維の摂りすぎで、便の水分が少なくなって硬さが増し、便秘や腹痛などの原因となってしまうことに…。
また、消化に時間がかかりやすく、体調がよくないときや個人の体質によっては消化不良を起こす可能性もあります。そのため、人によっては下痢や胃もたれなどの症状が見られることも。
◾️おならのにおいや体臭が強くなる
ブロッコリーから生成されるスルフォラファンは健康効果の高さで注目されていますが、おならのにおいが強くなる要因のひとつと言われている硫黄を含んでいます。
ブロッコリーそのものは臭わなくても、スルフォラファンなどが腸内で分解されたときににおいのあるガスを発生させ、おならのにおいを強くすることがあるのです。
それに加え、先述したように便秘を引き起こすことでも、腸内環境が悪化してにおいが強くなることが考えられます。
また、ブロッコリーに含まれるコリンなどの成分が分解されると、魚が臭ったり生臭く感じるような成分が発生。
大量に食べ続けてしまうと、このような口臭や体臭がにおう原因となるため注意しましょう。
◾️結石の原因になる
ブロッコリーには、結石の原因となるシュウ酸が含まれています。
とくに、ゆでずに生のまま大量に食べるような場合には注意が必要です(あまり知られていませんが、ブロッコリーは生食が可能です)。
◾️どれくらい食べても大丈夫?
成人が1日に必要とされる食物繊維の量からみると、ブロッコリーおよそ400gという計算になります。
これは、大きさにもよりますが2~4個分ほどに相当する量です。
一方で、おならのにおいや体臭を強くすることが心配される成分については、いくつかのサイトでは1kg以上食べると悪影響がある、といわれていますが、根拠となるデータが見つかりませんでした。
1日に1kgもブロッコリーを食べることは日常ないとは思いますが、主食をブロッコリーに置き換えて食事の中心として積極的に食べている場合には、これくらい食べてしまうこともあるため量を控えることをおすすめします。
正しい量が把握できていれば、ブロッコリーはメリットが多い食品です。ブロッコリーのメリット・デメッリトを理解し、上手に取り入れていきましょう。
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編集者:いまトピ編集部