100億社長と破局の女優「私はマリー・アントワネットの生まれ変わり」取材陣は硬直
結婚秒読みとみられていた深田恭子が、個人資産100億円ともいわれる実業家の杉本宏之氏と破局したと、「スポーツニッポン」などが報じたのは2023年12月6日のこと。
記事によれば、彼女にベタぼれだった杉本氏を尻目に、深田が今秋、主演ドラマ「18/40~ふたりなら夢も恋も~」(TBS系)を手掛けた演出家を自宅に招き入れていたという。これが事実なら、立派な二股だ。
杉本氏は破局を認める一方、深田サイドは「プライベートは本人に任せております」と冷静なスタンスをとっている。
正直言って、それが正しい判断だろう。というのも、年齢もさることながら、おそらく視聴者がかねてから彼女に抱くイメージは清純派というよりも、ちょっとアンニュイな恋多き女性。そこが男性を虜にする小悪魔的魅力ともなっている。
深田の記者会見で思い出すのは、2001年5月17日、「AVENIR」と題する写真集の発売記念パーティーでのワンシーンだ。この時、深田は18歳だった。写真集は15歳から3年間、月刊誌で撮りだめた秘蔵カットと、フランスで撮影したという豪華2冊セットで、15歳時の幻の初水着も収録というフレコミだった。
フランスの印象を聞かれた彼女は言った。
「私は前世がイルカ、前々世がマリー・アントワネット。(中略)コンコルド広場に行った時は、嬉しくて泣いちゃいました」
突然のブッ飛び発言に、詰めかけた取材陣の表情は強張った。しかし本人は、
「マリー・アントワネットが大好きなので、自分は生まれ変わりだと信じています」
と大真面目だ。ただ、マリー・アントワネットはオーストリアとフランスの政治的同盟のためルイ16世に嫁ぐも、フランス革命で処刑されるという数奇な運命を辿った悲劇のヒロイン。そこで、途中に「イルカ」を挟み、
「次はイルカに生まれ変わって、人々に幸せを与えたい」
と言い、「深田恭子として生きていて幸せだけど、自由な時間が少ないので、来世は黒猫に生まれ変わって自由に生きる」のが、フカキョン的輪廻転生だとのこと。
会見場にいたスポーツ紙記者は、
「これは占い師などにみてもらったものではなく、すべて自然にでき上がった物語なのだそうです。彼女は憧れの人を華原朋美と公言していますからね。いい悪いは別として、推して知るべし、といったところですかねぇ」
と語った。
今回の二股報道を受けて、ふとこの記者会見が頭を横切ったのだが、そのつかみどころがない不思議ちゃんぶりは、現在も健在だとされる。その魅力で今後も大いに話題を振りまいてもらいたいと、アサ芸プラスが報じた。
編集者:いまトピ編集部