『紅白歌合戦』司会は確定的、絶賛の声

昨年大みそかのNHK『紅白歌合戦』で2年連続の司会を務めた橋本環奈に絶賛の声が集まっている。2024年度後期のNHK朝の連続テレビ小説『おむすび』の主演を控えていることから、業界内では「3年連続の司会は確定的」との見方が早くも強まっているようだ。
昨年末の『紅白』では、橋本、有吉弘行、高瀬耕造アナ、2023年度前期の朝ドラ『らんまん』でヒロインを務めた浜辺美波の4人が司会を担当。橋本のみが前年に続く2度目の司会で、ほかの3人は初司会だった。
高瀬アナが各スタジオや客席などを回る役目を担ったため、橋本は本来ならアナウンサーがやるような進行役を担当。有吉や浜辺は初司会に緊張した様子で若干ぎこちなさがある中、橋本が抜群の安定感で全体を引っ張った。
危うい場面もあった。三山ひろしの歌唱中に恒例のけん玉ギネス記録チャレンジを実施し、いったんは成功と判定されたが、後に高瀬アナが「改めて映像を確認したところ、残念ながら失敗していました」と訂正。このアナウンスにNHKホールが騒然となったが、橋本は焦ることなく「続いていきたいと思います!」と力強く進行してざわつきを止め、地獄のような空気を断ち切った。直後の出番だったエレファントカシマシの宮本浩次が大暴れで会場のムードを一変させるなど運にも恵まれ、難局を見事に乗り切った。
また、有吉が藤井フミヤと「白い雲のように」をコラボ歌唱した後、着替えのタイミングを間違えて白シャツに靴下という姿で慌ててステージに戻ってくる珍事があったが、橋本は動じずに「一番のハプニングかもしれませんね」と笑って受け流し、肝の据わったところを見せた。
今回の橋本の司会ぶりに対して、ネット上では「もう橋本環奈はレギュラー司会者でいいよ」「ハシカンひとりでも司会できてたな」「橋本環奈と浜辺美波が並んでるだけで目の保養すぎる」などと絶賛一色に。『紅白』自体はSNSで好評だった一方で歴代最低視聴率を記録するなど評価が分かれているが、橋本に関しては称賛の声しか聞こえない状況だ。
橋本は2024年度後期の朝ドラ『おむすび』の主演が決定しており、一部メディアではその主題歌をB’zが担当し、今年末の『紅白』に目玉として初出場するのではないかと指摘されている。そうなれば、番組内で『おむすび』が大きくフィーチャーされることになるだろう。万が一にも『おむすび』が大コケするようなことがあればどうなるか分からないところもあるが、そうでなければ橋本が3年連続で司会を務める可能性は濃厚といえそうだ。
近年の『紅白』で、アナウンサー以外で3年連続の司会を務めた女性司会者はいない。朝ドラを成功させ、3年連続の『紅白』司会が実現すれば、いよいよ橋本は「国民的女優」と呼ばれる存在になりそうだ。と日刊サイゾーは報じた。
編集者:いまトピ編集部