2024/2/23 11:18

『君が心をくれたから』第7話、束縛モンスターかよ…「受け入れ難い価値観の連続」

永野芽郁Amazon

さて、19日放送のフジテレビ月9『君が心をくれたから』第7話のお話です。永野芽郁さん、好きです。

今回もっとも重要なシーンは、雨ちゃんが太陽くんに「おまえの命を助けるために五感を差し出した」と白状するシーンです。もとより雨ちゃんは一生黙っていようと思っていましたが、死神の口車に乗って、あっさり翻意。触覚を失って階段から転げ落ち、運び込まれた病院でそれを打ち明けます。
当然、太陽くんは号泣。俺が奪ったんだ。俺が奪ったんだ。
きついと思いますよ。好きな女の子が自分のために五感を失っていく。そんなの地獄だよね。

太陽くんは事故には遭ったけど軽傷だった、そして雨ちゃんが実際には五感を失ってないと考えると、辻褄がすべて合うんです。味覚がないと言いながら平然と食事をしていることだったり、触覚を失ってちゃんと歩けなくなったのに「触覚って幸せを確かめるためにあるんですね」なんて的外れなことを言ってたりすることに、すべて納得がいく。

すべては「太陽くんの花火」に執着する雨ちゃんという束縛モンスターの仕業だった。病院の屋上で泣きじゃくる太陽くんの背中に貼りついて、高校時代に彼が校内放送で叫んだ言葉をそのまま繰り返す様子なんて過去への執着そのものだし、太陽くんに死神を見せたのも、きっと雨ちゃんによる催眠術の一種でしょう。大人になっていろいろあったのに、いまだに針の飛んだレコードみたいに「あなたの花火を私に見せて」って言い続けてる雨ちゃん、かわいいから気づいてなかったけど、めちゃくちゃ怖いわ。呪いの子だわ。ホント、軽々しく「運命」だなんて言葉を使うもんじゃないね。ここまで憑りつかれるとはと、日刊サイゾー が報じている。

『君が心をくれたから』第7話 雨ちゃん、それは「束縛モンスター」という名の呪いの子|日刊サイゾー 『君が心をくれたから』第7話 雨ちゃん、それは「束縛モンスター」という名の呪いの子|日刊サイゾー

編集者:いまトピ編集部