『ドラマ』発表、前代未聞か…10社近いCMに出演も「主役でも脇役でも視聴率が取れない」

「このところ〝ついてない女〟のイメージが定着してしまったような気がします」(テレビ局関係者)
2月末、日本テレビが、4月クールに土曜ドラマ枠(22時~)で放送予定だった連ドラ『たーたん』の制作中止を発表。ドラマは、小学館の『ビッグコミックオリジナル』で西炯子氏が連載する同名漫画の実写作品であり、
「ムロツヨシさんを主演に、吉岡里帆さんや月島琉衣さん、ディーン・フジオカさんの出演が決まっていました。脚本もでき上がっていて、あとはクランク・インという状態。現場は〝どっちらけ〟でしょう」(ドラマ制作会社スタッフ)
とのこと。
前代未聞とも言うべき中止発表が行われた背景に見え隠れするのが、『セクシー田中さん』ドラマ化による日本テレビと小学館のトラブルだといい、芸能ライター・小松立志氏は
「昨年10月クールに日テレで放送された、ドラマ『セクシー田中さん』をめぐり、原作者の芦原妃名子さんが脚本に納得できない部分があるとして、トラブルに発展。その後、芦原さんは自ら命を絶ってしまったのです」
と語る。
そんな中、出演者の1人だった吉岡は2月23日、インスタグラムを更新。ドラマ中止についての思いをつづったという。
「彼女は2021年の連ドラ『レンアイ漫画家』(フジテレビ系)で、主人公の漫画家と恋愛するヒロインを演じました。当時から、漫画家という職業をリスペクトしていただけに、他人事ではなく、大きなショックを受けたようです」(同・関係者)
吉岡は、《4月期ドラマだった〝たーたん〟、制作中止が発表されました。大事な決定だと思います》《今年に入って考えること沢山あります。改革の時なんだなきっと。兎に角目の前の仕事を一生懸命に…環境に感謝して、人に物事に誠実に》と投稿。さらに《最近色んなことが起きすぎて眠れません》と明かし、《こういう寝られない日ってどうされてますか?》とフォロワーに質問していたという。
現在31歳の吉岡は、京都市右京区の出身。女優として本格的に活動を開始したのは、2013年から。同年のNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』をはじめ、いくつかオーディションにトライしたものの、いずれも最終審査で落ちるという不遇の時代が続いた。しかし2014年7月に『週刊プレイボーイ』のグラビアでビキニ姿を初披露し、読者のド肝を抜き、潮目が変わった。
以後、ドラマ・映画・CM・舞台とありとあらゆる分野で「吉岡里帆」の名前を広めてきたが、同時に「吉岡里帆が出演するドラマは当たらない」とのジンクスもささやかれるように。
「彼女が主役でも脇役でもです。どういうわけか、数字(視聴率)が取れないんです」(広告代理店関係者)
しかし、CM業界ウケはいいようで、
「『日清のどん兵衛』の〝どんぎつね〟に代表されるように、好感度はトップクラス。毎年、10社近いCMに出演しています」(前出・広告代理店関係者)
とのこと。
今後も女優・吉岡里帆に注目が集まると「週刊実話WEB」が報じている。
編集者:いまトピ編集部