2024/4/3 10:03

大谷翔平、さらなる逆風「禁錮25年の判決」

大谷翔平Amazon

大谷翔平にとって、さらなる逆風となってしまうのだろうか。

現地時間3月28日、アメリカ・ニューヨークの連邦地裁が、経営破綻した暗号資産交換業・FTXトレーディング創業者のサム・バンクマン=フリード被告に、禁錮25年の判決を言い渡した。

バンクマン=フリード被告は2019年にFTX社を設立し、世界最大級の仮想通貨交換所として、企業価値320億ドルと評されるほどの一大企業へと成長。しかし、22年11月に経営破綻し、顧客資金を不正に流用したとして、詐欺など7つの罪で逮捕・起訴されていた。

判決にあたり、連邦検事のダミアン・ウィリアムズ氏は、「史上最大級の金融詐欺を組織し、80億ドル以上の顧客の資金を盗んだ」「彼の意図的かつ継続的な嘘は、顧客の期待を露骨に無視し、法の支配を軽んじた」などと強く非難。アメリカのみならず、世界最大規模の企業による詐欺事件となった。

大谷はこの未曾有の事件に、直接的でないにしろ、大きな関係がある。

FTX社は大谷や大坂なおみなど、人気アスリートを広告に起用。大谷はアンバサダーも担当していたのだが、この影響で、バンクマン=フリード被告同様、投資家から訴えられているのだ。

損害を受けた投資家ら原告団は22年の同社破綻時、宣伝に関わった有名人にも賠償責任があるとして、バンクマン=フリード被告に加え、当時ロサンゼルス・エンゼルス所属の大谷をフロリダ州連邦地裁に提訴している。訴状では、投資家らが「110億ドル(約1兆5000億円)の損害を受けた」と主張し、「被告は数十億ドルの損害に責任がある」とした。

大谷といえば現在、元専属通訳・水原一平氏の巨額送金騒動により、自身も関与を疑われている渦中にある。

こうしたタイミングでバンクマン=フリード被告に懲役25年の判決が下ったことは、アメリカ国民の心象を悪くするには十分なものだという。


「史上最大級の金融詐欺事件で広告塔を務めていたと蒸し返され、現地での印象は最悪。〝オオタニ=金融詐欺〟というイメージから、『彼もミズハラの件に関わっているはずだ』との疑念がより強くなっています」(アメリカ在住記者)

10年1000億円超の史上最高額契約に、史上最大の金融詐欺…。良くも悪くも、何かとカネに縁があるようだ、と週刊実話webが報じた。

大谷翔平にさらなる逆風?アンバサダーを務めたFTXの創業者に禁錮25年判決 連邦検事は「史上最大級の金融詐欺」と強く非難大谷翔平にさらなる逆風?アンバサダーを務めたFTXの創業者に禁錮25年判決 連邦検事は「史上最大級の金融詐欺」と強く非難

編集者:いまトピ編集部