2024/4/5 10:12

『大河ドラマ』過去最低レベルの視聴率だが「離脱率の低さ」は最高レベルか

泣き

現在放送中の吉高由里子主演の大河ドラマ『光る君へ』(NHK)が、好調なのか不調なのか、人によって評価が割れているようだ。

世帯平均視聴率は、初回12.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で、大河ドラマ史上最低の出だしとなった。しかし、その後はそこまで数字を落とすことなく、最新の第13話まで二桁を維持。13話も10.9%であった。

「昨年の『どうする家康』は初回15.4%からスタートしましたが、10話以降は、ほとんど10~11%台で推移。初回から5ポイントも落としていたので、『光る君へ』はかなり数字をキープしていると言えます。この離脱率の少なさを見て、成功と評する声もあがっているのです」(ドラマライターA)

しかし、これは大河ドラマの数字のからくりだとも…。

「大河ドラマは『いだてん』を除いて、どんなに評判が落ちても、最終的には10~11%台で視聴率の下がり幅がストップします。つまり、固定ファンのおかげで、内容がどんなに酷くても、10~11%の視聴率を約束されている。そう考えると、『光る君へ』は最低基準の数字を初回からずっとウロウロしているだけ。決して評判が良いから、離脱率が少ないとは言えないのです」(ドラマライターB)

月に入って新生活が始まり、今後はゴールデンウイーク、さらにオリンピックシーズンも訪れる。

視聴率が下がる可能性は十分だが、ソーシャルメディアには《年間平均1桁だと予想》《夏枯れでどれだけ落ちるのかが一桁常連になるかの瀬戸際》《やはり革命的な大河ドラマ。これで視聴率が良いわけがない》《何十年振りに大河を欠かさず観てる。視聴率って誰のためのもんなんや?》といった様々な声があがっていると週刊実話WEBは報じている。

『光る君へ』は失敗か?成功か?過去最低にせまる視聴率でも“離脱率”の低さは最高レベル『光る君へ』は失敗か?成功か?過去最低にせまる視聴率でも“離脱率”の低さは最高レベル

編集者:いまトピ編集部