2024/4/8 12:08

『オールスター感謝祭』極めて異例、じゅうぶんに異例

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MCの島崎和歌子も、思わず「獲りすぎだよ」とつぶやくしかなかった。
 
6日に生放送された『オールスター感謝祭’24春』で霜降り明星の粗品が優勝。2022年春、23年秋に続いて3度目の栄冠をつかんでいる。
 
番組改編期にTBSで放送されてきた『オールスター感謝祭』は今回で65回目。過去の最多優勝者は4回のそのまんま東だが、粗品は過去5回のうち3回優勝という結果を残しており、最多記録に大手をかけることになった。

だが、粗品の「『感謝祭』をガチで勝ちにいく」という姿勢は周囲を触発し、粗品が初優勝した22年春の次の22年秋大会ではニューヨークの屋敷裕政がやはり徹底的に対策を練って出演し、優勝を果たしている。
 
以降、『感謝祭』側が微妙にレギュレーションを変更すると粗品がそれに対応するというイタチごっこともいえる状況が続いており、文字通り芸能界の「オールスター」が集合する『感謝祭』で、粗品は完全に主役の位置に座っている。TBSにレギュラーを持たない粗品が『感謝祭』に呼ばれ続けているのが、その何よりの証拠だろう。以前より「『感謝祭』のレギュラーになりたい」と熱望していた粗品だったが、実力でその地位を獲得した形だ。
 3回目の優勝だけでもじゅうぶんに異例だが、今回は同時間帯にフジテレビで『新しいカギ』のレギュラー放送もあり、完全なる「裏かぶり」となっていた。『新しいカギ』は今年の『27時間テレビ』総合MCを担当するなど、現在のフジテレビの“顔”ともいえる番組である。そのメインキャストがTBSの特番に同時に出演することもまた、極めて異例である。粗品は放送前にX(旧Twitter)で「オールスター感謝祭も新しいカギもどっちも見て下さい」とポストしているが、吉本興業とフジテレビの間で相当な折衝があったことは想像に難くないと、日刊サイゾー が報じている。

霜降り明星・粗品『オールスター感謝祭』3度目の優勝 異例づくしの快挙|日刊サイゾー 霜降り明星・粗品『オールスター感謝祭』3度目の優勝 異例づくしの快挙|日刊サイゾー

編集者:いまトピ編集部