2024/4/10 14:15

【発表】吉岡里帆、正式にご報告

吉岡里帆

女優の吉岡里帆が6日、芸能事務所「フラーム」への移籍を発表した。吉岡が所属していたA-Team(エー・チーム)の業務停止に伴うもので、フラームとしては棚ぼたでエース級の新戦力獲得となったようだ。

エー・チームは今月1日、「諸般の事情によりこの春から新規の芸能関係業務を休業することと致しました」と発表。多数の人気タレントを抱えていた同社だが、2018年にカリスマ創業者が亡くなってから伊藤英明、神尾楓珠などの人気俳優や有能なスタッフが相次いで離脱。一部では、オーナーである創業者夫人と後継社長らが衝突するなどの内部のゴタゴタによる空中分解が報じられていた。6日、吉岡は「私吉岡里帆は春から芸能事務所フラームと新しく契約しましたことをこちらでご報告させて頂きます。様々な話を重ねていく中でここで新しい挑戦をしてみたいと感じました。これまでの感謝の気持ちを胸に第二章をスタートさせます」とフラームへの移籍を発表。フラームの公式ホームページでも「この度、吉岡里帆が、フラームに所属することとなりました。今まで育ててくださった皆様への感謝を忘れず、吉岡里帆が女優としてより一層輝けるように、歩幅を合わせて真摯にひたむきに努力してまいります」と告知された。

事務所が変わると以前の仕事が打ち切りになることがあるが、フラームの吉岡のプロフィールページでは、これまで出演していた都市再生機構「UR賃貸住宅」、メガネトップ「眼鏡市場」、横浜ゴム「ヨコハマタイヤ」、ニベア花王「クリームケア ボディウォッシュ W保水美肌」などのCMがそのまま記載され、各社のYouTubeチャンネルなどでも変わらずにCM動画が公開されている。

さらに、3月から始まったばかりのアサヒビール「クリアアサヒ」、日立「ルームエアコン 白くまくん」、D-UP「ディーアップ マスカラ&アイライナー」の3本のCMも問題なく継続される模様。4月からスタートする新規のテレビの仕事も記載されている。エー・チームが「業務停止」という形だったこともあり、仕事はほぼそのまま移行するようで移籍による影響はほとんどなさそうだ。フラームといえば、不倫騒動で世を騒がせた広末涼子が2月に退社したばかり。騒動によるCMなどの降板で億単位の賠償金が発生したとされ、同事務所は約26年所属した看板女優を失った上に大きな損害を被ったといわれている。

同事務所は他にも有村架純や戸田恵梨香、田中みな実、吉瀬美智子、松本穂香ら人気女優を擁するが、広末の抜けた穴は大きく、所属タレントたちの負担増が懸念されていた。しかし、芸能界屈指の人気女優でCM女王のひとりでもある吉岡の加入によって、広末の抜けた穴を補って余りある戦力補強になったといえそうだ。

棚ぼた的な幸運であるのは間違いないが、その一方で「吉岡が移籍を即決できるほど、現在のフラームは勢いがあり、なおかつタレントの意向を尊重してくれることが業界内で知られていたことも大きい」との指摘がある。

フラームは前事務所時代の広末を担当していたマネージャーが独立し、広末のために設立したという経緯がある。広末と入れ替わるように吉岡が入ってきたことで、吉岡だけでなく、同事務所も「第二章」が始まることになりそうだ、と日刊サイゾー が報じた。

吉岡里帆を「棚ぼた獲得」で広末涼子の穴埋める…勢いづくフラームの強運|日刊サイゾー 吉岡里帆を「棚ぼた獲得」で広末涼子の穴埋める…勢いづくフラームの強運|日刊サイゾー

編集者:いまトピ編集部