全国に400店舗以上展開も、閉店ラッシュ...「大量閉店」から復活へ
最盛期には全国に400店舗以上展開するも、閉店ラッシュの末にあまり見かけなくなった「ドムドムハンバーガー」。近年、再び注目を浴びていると聞き、東京・銀座の高級路線店「ドムドムハンバーガーPLUS」におじゃましてきました!
マクドナルド上陸の1年前である1970年、ダイエー創業者によって設立されたドムドムハンバーガー。90年代の最盛期は全国に400店舗以上を展開していました。
しかし、のちに赤字に転落し、2017年にダイエーグループが現在の運営会社に事業を譲渡。店舗数を縮小しつつ再建をはかり、20年頃から黒字に回復したといいます。
現在は27店舗を運営するドムドムハンバーガーですが、22年7月にプレミアム感の強い新業態店舗「ドムドムハンバーガーPLUS」を東京・銀座にオープン。ここでは黒毛和牛100%パティを使ったプレミアムバーガーに加え、ドムドムハンバーガーで人気だった期間限定メニューも販売しています。
なお、現社長はネットメディアのインタビューで、“業績回復の転機”について言及。18年に人気声優・田村ゆかりのイベントにそれまで所有していなかったキッチンカーで出店したことや、SNSの活用に注力したこと、BEAMSなど他ジャンルの企業とのコラボに挑戦したことを挙げていました。
高級ブランド店ひしめく銀座の街を通り抜け、12時過ぎにお店に到着。筆者がドムドムハンバーガーを訪れるのは、約30年前の小学生時代、ダイエーに入っていたドムドムに行った以来です。
ドムドムハンバーガーPLUSの入り口には、順番受付サービス「EPARK」の端末が設置されていました。ここに電話番号を入力すると、順番が回ってきたタイミングで自動音声の電話がかかってくるシステムとのこと。
お店の前で待つのはNGだそうなので、“銀ブラ”しながら待っていると、15分ほどで電話がかかってきました。隣の老舗洋食店「銀座煉瓦亭」の大行列を前に「お昼時に銀座に来るんじゃなかった!」と後悔していたのですが、意外と早くて助かりました。
メニュー表を見ると、高級路線店とあって、通常のドムドムハンバーガーにはないメニューがずらり。
最安ハンバーガーは、期間限定の「メープルチーズチキンバーガー」で1,000円(平日ランチタイムは800円)。最高値は1,890円で、「和牛バーガー ゴルゴンゾーラ&マッシュルーム」「和牛バーガー アボカドチーズ」「和牛バーガー ベーコンエッグチーズ」がそれにあたります。ただ、平日にはランチ限定で1,000円以下のお得なバーガーが複数登場するそうだとサイゾーウーマンは報じた。
編集者:いまトピ編集部