2024/6/4 13:15

『国民的人気番組』休演を繰り返し、番組を降板「55年ぶり」

困る

今年4月、放送開始から半世紀以上になる国民的人気番組『笑点』(日本テレビ系)の新メンバーに立川晴の輔が加わり、立川一門のレギュラーは師匠である立川談志以来、およそ55年ぶりとなったという。

初代司会者を務めるとともに、番組の企画、構成にも深く関わり、名物コーナー「大喜利」のスタイルを確立したといわれる談志。

しかし、ファミリー向けのお笑いを希望する日テレ側と、社会風刺やブラックユーモアを前面に出したい談志の間で意見が対立し、1969年4月、局の意向に沿う形での大幅なメンバー交代がなされると、談志は司会者でありながら休演を繰り返すようになり、同年11月には衆議院選挙出馬を理由に番組を降板したとのこと。

『笑点』への思い入れは、のちに「俺の最高傑作」と語ったほど強く、それだけに降板は不本意なものだったようで、談志はこれ以降、番組スポンサーだったサントリーの商品を飲まなかったようだと「週刊実話WEB」が報じている。

「酒に決まってるだろ!」立川談志“舌禍騒動”のさなかに寄席へ出演すると…~物議を醸した『あの一言』大放言うらおもて~「酒に決まってるだろ!」立川談志“舌禍騒動”のさなかに寄席へ出演すると…~物議を醸した『あの一言』大放言うらおもて~

編集者:いまトピ編集部