『人気長寿番組』打ち切りか「簡単にクビにすることはできない」全盛期には20%に迫る視聴率
お笑いタレント・明石家さんまの軽快なトークが人気のバラエティー番組『踊る!さんま御殿!!』(フジテレビ系)が、ついに〝打ち切り〟になるのではないかと、関係者の間でまことしやかに囁かれている。
同番組は、毎回12人前後のゲストを〝さんま御殿〟に招き入れ、その日のテーマに沿った過去の体験談や身の回りで起こった出来事を、さんまが指名した順に語っていくスタイル。
1997年10月からスタートし、全盛期には20%に迫る視聴率を誇っていたが、近年はマンネリ化や裏番組の台頭もあり、昨年6月には放送開始以来、最低となる7.9%を記録。数字が悪化すれば当然、スポンサー離れも加速していくだろう。
「『さんま御殿』の主なスポンサーは、アサヒビールやマクドナルド、ニトリ、P&Gなど大手企業ですが、全盛期に比べてCM料金は大幅に下がっています。制作費の大部分を占めるのは、さんまさんのギャラですが、いくら数字が下がったといっても功労者を簡単にクビにすることはできません。局としては本音をいえば、番組を打ち切って、もっと安いギャラのタレントを起用したいのでは」(番組制作関係者)
実際、視聴者の番組に対する反応は冷ややか。SNS上では《完全なワンパターン。自分だけウケてパンパン叩くだけ》《さんまが一方的に話してるだけ。加齢でキレが悪くなっている》など、散々な言われようだ。
まさに絶体絶命のピンチともいえるさんまだが、実は他にもレギュラー出演する『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)が絶不調に陥っている。
テレビ誌ライターが語る。
「『ホンマでっか』は、2022年春から始まった『上田と女が吠える夜』(日本テレビ系)に完全に食われてしまっている。芸能人だけのくくりトークにした時期もありましたが、結局、『吠える夜』との差別化をはかれず、差は開くばかり。すぐに打ち切りという話にはならないでしょうが、さんまのレギュラーが一気にゼロになる可能性は否定できません」
テレビ業界では金のかかる老舗番組が次々と、その歴史に幕を閉じようとしている。
気がついたらさんまの姿を見かけなくなったという日が来るのも、そう遠くはないかもしれないとweekly-jitsuwaは報じた。
編集者:いまトピ編集部