山本由伸、絶望視か

本塁打の量産体制に入った大谷翔平。
ドジャースに移籍して初めてのエンゼルス戦で連日の22、23号アーチが飛び出し、日本時間26日のホワイトソックス戦では先頭打者本塁打。これで、6月に入って10本目、本塁打数はリーグトップを独走しているという。
「大谷は『6月に強い』といわれており、今年もそうなりました」(特派記者)
強いドジャース。故障者続出で野手不足の感は否めないが、それは一時的なもの。しかし、どうしようもないのが投手陣のようで、
「山本由伸が右肩腱板損傷と診断され、前半戦の登板が絶望視されています」(同)
とのこと。
そもそも、山本はオリックス時代と同じ中6日で登板することが多かった。メジャーリーグの先発投手は5人制。中5日で投げる間隔だが、ドジャースは「山本は将来のエース。不慣れな中5日よりも、1年目の今年は…」と、あえてオリックス時代と同じ、中6日で投げさせてきた。他先発投手は中5日で投げており、その影響で「先発投手がいない日」が生じ、リリーフ投手を総動員させるブルペンデーも定期的に設けてきたというが、そんな投手事情と重なって入ってきたのが、大谷に右肘の診断結果だという。
昨年9月にメスを入れた右肘は、医師が予想していたよりもかなり早いスピードで回復に向かっているようで、
「30メートルほどのキャッチボールを再開させています。トミー・ジョン手術は、術後1年は登板NGとされていますが、回復が早いのなら7月下旬には投球練習も再開させられるかもしれません」(現地メディア記者)
という。
手術前の投球レベルにはまだ程遠いかもしれないが、大谷自身も「投げたい!」と思っているはず。
「疲労気味の救援陣を9月以降にパンクさせないため、大谷が『DH兼先発投手』で1イニングだけ投げるプランも考えられます」(同)
試運転を兼ねてシーズン終盤に登板する可能性も出始めた大谷。その結果はともかく、二刀流復活は今季中に見られそうだと「週刊実話WEB」が報じている。
編集者:いまトピ編集部