2024/6/28 12:50

【北野武(77)、発表】

喜び

米Amazonの映画・テレビ制作部門であるAmazon MGMスタジオが19日、北野武が監督・脚本・主演を務める長編映画の製作を発表した。

 北野監督は1989年に『その男、凶暴につき』で映画監督デビュー。以来、『ソナチネ』(93年)、『キッズ・リターン』(96年)、『アウトレイジ』シリーズ(2010~17年)など、これまで計19本の長編映画を手がけていることで広く知られている。1997年には『HANA-BI』が『第54回ベネチア国際映画祭』で日本作品としては40年ぶりとなる金獅子賞(同映画祭の最高賞)を受賞。世界的な映画祭で賞を獲得した、数少ない日本人映画監督の一人として国際的な評価を確立しており、昨年公開された『首』は『第76回カンヌ国際映画祭』にてワールドプレミアを開催した。北野監督は、「映画を撮り始めて数十年が経ちましたが、各国で映画製作をしているAmazon MGMスタジオとタッグを組むのは自分自身にとっても新たな挑戦でわくわくしています。現在鋭意制作中なので、続報にご期待ください」とコメントを発表。現段階で作品の詳細については明かさなかった。

「17年公開の『アウトレイジ 最終章』までは、元オフィス北野社長だった森昌行氏が製作に名を連ね、北野監督と二人三脚で作品を練り上げていた。しかし、2018年のオフィス北野“お家騒動”で北野監督が独立。その際、森氏とも袂を分かち、『首』は北野監督がかなり自由に製作することができただろうが、『もし森さんが入っていたら、数字はまたちがったものになっていただろう』という声が多い」(同)と、日刊サイゾー が報じた。

北野武監督、ついに海外資本で映画製作へ――“ブレーキ役”の不在は吉と出るかそれとも…|日刊サイゾー 北野武監督、ついに海外資本で映画製作へ――“ブレーキ役”の不在は吉と出るかそれとも…|日刊サイゾー

編集者:いまトピ編集部