中居と木村が『髪を掴み殴り合い』SMAP三大流血事件「パニックだった」
SMAPが3派に分かれて8年近くたつが、元メンバーが出演するバラエティ番組ではいまだに往年のヒットソングが流れる。国民的アイドルたるゆえんだ。1991年のCDデビュー時は、中居正広、木村拓哉、稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾、森且行(現在はオートレース選手)の6人編成だった。まだ血気さかんな思春期。翌92年にミュージカル「ドラゴンクエスト」で初主演を務めたときは、年長2人が取っ組み合いのケンカをしていた。
公演中、中居は木村に対して引っかかることがあった。今夜こそ言おうと、木村の宿泊部屋のチャイムを鳴らし、扉が開いた瞬間に木村の髪の毛をつかんで、壁にぶつけた。さらに引きずって、「メンバーはおまえのことが嫌いなんだよ!」と叫んだ。
「2人は高校もクラスも一緒でしたから、気心知れた仲。かつ、グループの年長コンビとして気が張っていたことも理由だったようです。殴り合いは10分ほどにおよび、木村は翌日の公演で顔が腫れていました」(古参のアイドルライター)
SMAPには、伝説の流血事件がいくつかある。2つ目は、ホール&アリーナツアー中で、まだKinKi Kidsがバックダンサーに付いていたころ。北海道公演を終えた宿泊先の一室で、ジャニーズJr.(現・ジュニア)を集めて、香取と森がプロレスごっこをはじめた。長身の香取が強く、レフェリーの中居が「優勝は香取」とコールすると、森の負けず嫌いが発動。左右のパンチ、ミドルキック、バックドロップを浴びせた。
香取の首をつかんで勝利を確信したそのとき、香取がそのまま立ちあがった。森は、肩車された格好だったため、体勢が崩れて後方にバタン。ベッドの角に体と頭をしたたかに打ちつけた。それでも立ちあがって、回し蹴り。さらに立ち向かっていくと、Jr.が「血が出てる…」とポツリ。ベッドカバーも森の白いTシャツも、赤く染まっていた。居合わせた全員で「タンスにぶつけたことにしよう」と口裏を合わせた。
ところが、深夜の3時ごろに森はみずから「病院に行く」と言いだした。血が止まらなかったからだ。結局マネージャーにバレて、「あんたたち、何やってんの!」とお説教を食らった。森は幸いにも大事に至らず、残りのツアーを消化した。
「10年前の『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)では、木村が生放送で負傷。当時『めちゃ×2イケてるッ!』に出ていた三中元克と水上相撲で対決したのですが、木村のわき腹と太腿に血の滲むひっかき傷が複数本できました。現場はパニック状態ですよ」(前出・アイドルライター)
SMAPの三大流血事件。もっと探れば、トップテンができるかもしれない、とアサジョが報じている。
編集者:いまトピ編集部