2024/7/22 09:03

『第2話』きっつー反吐がでちゃった、思い上がりに満ちた不遜なドラマ...決めつけ展開も「何様のつもり」

大島優子

小芝風花と大島優子が身元不明の遺体を調査し、家族の元へ帰そうとするドラマ『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』(日本テレビ系)も第2話。基本的には毎回ゲスト死人を迎えて1話完結型で進むようです。

今回のラスト、解決への手がかりとなった雪雄さんの友達のホームレスに、サクラが高級な弁当を持っていくシーンがあります。

お礼のつもりなんでしょう。食うや食わずのホームレスだから、高級弁当を恵んでやれば喜ぶに違いないと思ってる。何様のつもりなんでしょう。ホームレスの人間を、犬か何かだと思ってるのかな。

 弁当を3つ持って、ホームレスが暮らす河原に行って、満足気な顔で弁当を食って、にっこり。そこには、すべてを解き明かしてくれたサクラに感謝の表情を浮かべる雪雄さんの亡霊が現れたりします。

サクラは、私だけはこの死人の本心を知っているという顔をしています。なぜなら、がんばって調査したから。しんどいこともあるけど、キックボクシングでストレス解消してがんばってるから。死んだ人の身元を割り出すことをミステリーとしているわけですし、ミステリーには謎解きが必要ですから仕方ないんですが、死んだ人に対して「この人はこう考えていた」って一面的に決めつける展開が、なんだかすごく苦手な感じなんです。

4,000万円の受け取りを拒否する遺族に対して「おまえには病気の子どもがいるだろう」と迫るシーンなど、ちょっと反吐がでちゃったね。どうやら『GO HOME』は善意の押し付けと思い上がりに満ちた不遜なドラマになりそうです。きっつー、と日刊サイゾー が報じた。

『GO HOME』第2話 善意の押し付けと思い上がりに満ちた不遜なドラマ|日刊サイゾー 『GO HOME』第2話 善意の押し付けと思い上がりに満ちた不遜なドラマ|日刊サイゾー

編集者:いまトピ編集部